真田丸 #32

真田丸」 #32 「応酬」


秀吉は死亡。しかし、出浦昌相は生きてる・・・。あんなに斬られたのに。秀吉の遺体は塩漬けにして、棺に入れられた。秀吉の死は秘密だが、噂はひろまっていく。

石田三成は、老衆、奉行十人の合議ですべて決めるシステムを作ろうとするが、家康はおとなしくしていない。秀忠を江戸に行かせて、大名たちを饗応し、伊達政宗と縁談をまとめてしまう。

石田三成も対抗して酒宴を開くが、客はさっぱり集まらず、しかも石田自身が客の相手をしないで部屋に引っ込んでしまう。酒宴など、普通は返事が来て準備をするのだから、空席だらけというのはおかしい気もするが。

信繁は、石田の命で、徳川と伊達の縁談について家康を詰問する。家康は秀吉の死が秘密であることを盾にとって言い逃れる。石田は徳川を老衆から外すために、老衆、奉行の合議で追い詰めようとするが、反撃されて沈黙させられてしまう。石田はとうとう徳川屋敷に夜討ちをかけて家康を討ち取る言い出す。


石田三成は何を計画しても結果が出ない。政治力で負けているのと、人心というものがわかっていないので、これはダメ。前田利家は老衰で出てこないし、ほかの老衆は交渉もできないし、知恵も出ない。上杉景勝のダメっぷりがいいなあ。いい人でも肝心なところで交渉できないってことがあるから仕方ない。