真田丸 #22

真田丸」 #22 「裁定」


信繁、板部岡江雪斎本多正信豊臣秀吉石田三成で、沼田城問題を「裁判」することになる。沼田城問題の経緯は、図面で説明。

裁定は真田の議論が優勢になるが、石田三成が頼みに来て、沼田城は北条領にされる。板部岡江雪斎は、北条氏政を説得して上洛させようとするが、失敗。北条が名胡桃城を占領したので、秀吉は北条に撤兵するように促し、従わなければ戦を仕掛けることにする。

北条氏政は断るので、戦争に。氏政がカメラをにらみつけておしまい。


裁判の場面はバカっぽかったが、「裁定」をわかりやすくする方法なので、マル。

石田三成の「戦が始まるときは、いつもこうだ。一度動き出せばまるで暴れ牛のように前に進んでいく」というのはいいセリフ。

板部岡江雪斎役の山西惇は、外交交渉で成果を出しているのに、主人の氏政が情勢をまったくわかっていないことをどうにもできない。かわいそうに。

地方勢力は中央の情勢がわかっている者は生き残り、それがわからない者は潰されるだけ。真田も、信繁がきちんと忠言して、昌幸が直接秀吉に面会しているからいいが、でなければ同じ。情報がないと悲しいことに。