とと姉ちゃん #19-21

とと姉ちゃん」#19-21(第4週前半)


仕出し屋の森田屋は、女将(秋野暢子)、息子(ピエール瀧)、嫁(平岩紙)、孫(川栄李奈)、小僧(浜野謙太)の5人。いつも口げんかで騒がしい。

青柳滝子は、家財道具を送ってくれたが、置く場所もろくにない。そもそも常子と鞠子の学費が出ない。母の君子が夜、散歩に出て途方に暮れていると、青柳商店の番頭、隈井が「あっしが出します」といきなり言い出す。そんなムチャ展開はありなのか?ドラマとしてはそれで片付けるつもりらしい。

仕出し屋のリヤカーを引いている君子、常子、鞠子と森田の女将は、滝子と隈井に出くわしてしまう。女将と滝子が嫌味の飛ばし合いをして、君子以下は無視。

仕出し屋のしごとも、君子はトロトロしていて遅く、いつも怒られる。しかも常子と鞠子は弁当を配達しているが、配達する弁当を間違えてしまう。得意先に怒鳴りこまれて、大将は激怒。君子らが罪を被りそうになるが、原因は小僧の長谷川の間違い。

後始末のために、君子、常子、鞠子が得意先を回って謝りにいく。長谷川は詫び代わりに三人にシベリアを買ってくれる。常子は、間違って竹を届けた客だけでなく、松を届けた客にも謝りに行こうと言い出す。そっちにも謝りに回ると、あきれられるばかり。しかも大将にはまた怒られる。しかし、森田の女将に理由を話すと、こちらには商いがわかっているとほめられる。


姉妹の学資を番頭の隈井が出すというところ以外は、驚くようなことはなし。住み込み使用人など、きつく使われて当然。それにしても君子は生活力なし。常子が父がわりだから作劇上仕方ないが・・・。