とと姉ちゃん #16-18

とと姉ちゃん」#16-18 (第3週後半)


君子は職を探してまわるが、四十をすぎた君子を雇うところはなかなか見つからない。常子は、母の仕事探しを助けるために、人脈を作ろうとして、滝子の外回りに同道させてほしいと申し出る。滝子は、常子を連れて集金に行く。

支払いは伸ばされたが、滝子は支払いの見込みを常子に尋ね、常子が相手の店をよく観察していることを理解する。滝子を常子のことを見込んで、君子を呼んで、「常子を清の嫁にして店を任せる」と言い出す。

しかし君子は、「あの子たちには親の選んだ道ではなく、自分の選んだ道を歩ませる」と言って断る。滝子は、「おまえは甘い」と言うが君子がいうことを聞かないので、「だったら出ていきな」と言ってしまう。

君子は娘たちに「訳あって、ここを出なければならない」と告げる。常子は明るく、「荷物をまとめよう」と答えて、一家は青柳商店を出て行く。君子は、青柳商店のすぐ裏にある仕出し屋、森田屋(秋野暢子)が「住み込み女中求む」の張り紙を出しているのを見て、そこに頼み込んで働かせてもらうことにする。条件は厳しいが仕方ない。


君子一家が青柳商店に落ち着くという話ではなく、隣の家に女中として住み着くということになった。住み込み女中の給金で、娘二人を女学校にやるお金が出るわけはないのだが、そこはそれとなく滝子が援助するということになるのだろう。

滝子が若作りのメイクになっているのは、毎回滝子と君子が顔を合わせることがないから。逆に森田屋の女将は秋野暢子なので、そのままおばあちゃんで通る。森田屋の使用人は、君子一家にとっては他人だから、それなりに一悶着あってから信用されることになるだろう。

展開はつまらなくはなさそうなので、とりあえずは見続けることに決めた。