江戸東京たてもの園

「江戸東京たてもの園」、2016.4.8

ここは行きたいとずっと思っていて、やっと行けたところ。楽しい楽しい楽しい。

武蔵小金井の駅からバスで5分くらい行くと小金井公園があり、その中にある。入口の建物からしてかなり大きいのだが、これは、「旧光華殿」で、1940年（昭和15）に皇居前広場で行われた紀元2600年記念式典のために仮設された式殿。そんなものがまだあったのね。

中に入ると、向かって左（西側）に、三井八郎右衞門邸のような大屋敷や、前川國男邸、デ・ラランデ邸のような建築家の自邸、八王子千人同心組頭（組頭は100人隊の指揮官）の家とか、個人の住宅が並んでいる。三井邸は三井家当主の大邸宅。前川國男邸はかっこよすぎる。デ・ラランデ邸は、1階が食堂になっているが、ここも趣味よすぎ。

向かって右に、旅館、銭湯、居酒屋、醤油屋、荒物屋、小間物屋など、商家が中心に並ぶ。住宅をゆっくり見ていたので、こっちに行ったらもはや集中力が切れてしまって、ざらっとしか見られなかった。そういえば、高橋是清邸もあり、高橋が射殺された部屋もちゃんとあるのに、これをちゃんと見なかった。残念無念。

小金井なんて新宿から大してかからないので、今年中にはまた行ける。眺めるだけで楽しいし、学芸員のトークなど、催し物もある。こんなにいいところがあるなんて、東京、うらやましすぎる。荷物になるので、本を買って帰らなかったのが心残り。