見合い恋愛 6話

「見合い恋愛」6話、「素敵なライバル」


これは1969年、NTV放送のドラマ。昔のラブコメ

見合い紹介ババア(藤間縁)とその夫(若原雅夫)が進行役で、これに娘の由美かおるを入れた3人がレギュラー。この3人は、主役ではなく、主役はゲストの方。この回では、浜田光夫竹脇無我、瞳麗子、ほか。

話は、あんまりおもしろくない。竹脇無我が婚約者の北川美佳を放り出して東京に出奔してきて、婚約破棄になりかけるが、けっきょく元の鞘に収まるという話。北川美佳、京都の人という設定になっているので京都弁らしきものを話しているが、イントネーションがいちいちおかしく、聞くに堪えない。誰か直してあげればいいのに。

脇役は、知らない人だらけだが、長さんこと下川辰平が出ている。あと、北川美佳(三船敏郎の愛人、三船美佳の母)はやっぱりキレイだとわかった。娘も美人なので、母親がキレイでも当然だが。

新発見は、登場人物が干支と誕生日を性格占いの材料に使っていること。これは昔はあたりまえだったのだ。「丙午」とか、まじめに信じられていたし。そんなことで相性を決められてたのがおそろしい。いちおう番組内でも迷信とは言っている。今でも血液型性格占いはみんなやっているので、そんなに変わらないか。

もうひとつ、この若原雅夫という俳優、もしかするとまだ生きているかもしれないのだ。1917年生まれなので、今年99歳になるはず。100歳以上の人はけっこういるので、驚くようなことではないが、同年生まれは、山田五十鈴と伊豆肇。2人とも数年前に亡くなっているが、若原雅夫は死んだという記事が見つからない。長命はめでたいことだが・・・。