新・牡丹と薔薇 28話

新・牡丹と薔薇」28話


眞澄の説得で、美輪子の奴隷を続けさせられる富貴子。美輪子は富貴子を旧ぼたんのコピーにしようとしているのだ。単なる迷惑だとおもうけど。

富貴子は出張ネイルと称して、荷物をもっていくが、実は行き先は天ぷら屋の吉田家。吉田家の養親は、富貴子に「うちか、小日向家かどっちか選べ」と言っていたくせに、富貴子にお金を無心することで納得したらしい。これもかなりひどいわ。富貴子は、小日向家の内実はもちろん養親には話さない。

吉田家の、池沼の弟、杉彦は、なぜか小日向家を探しだし、門の前で美輪子に会ってしまう。池沼の杉彦は、「にいちゃんを殺した人だ!」とわめいて、美輪子は恐怖にかられて退散。

小日向家の富貴子には、綱輝から呼び出し電話がかかってくる。気が進まない富貴子だが、美輪子がムリヤリ行くように勧めるので出かけていく。ところが、会っている相手は綱輝ではなく、昔なじみの清塚。あれ、綱輝は?と思ったら、なんと待ち合わせをすっぽかされている。しかも、富貴子と清塚は、店でチューしてた。

マダムヨナの店で富貴子と待ち合わせをしていた綱輝のところに、崑一があらわれた。綱輝は、富貴子と待ち合わせしてすっぽかされたことをペラペラしゃべり、崑一は、それを小日向家に帰ってさらにしゃべってしまう。目が三角になる美輪子。

富貴子が帰ってくると、美輪子は、富貴子の臭いをくんくんかいで、「ぼたんの体から、とてもいい興奮が伝わってくるわ」と、よくわからないことをつぶやき、富貴子が綱輝をすっぽかしたことをごまかすと、服で、富貴子をしばきまくり、「覚えてらっしゃいぼたん、たたじゃすまないからね」と逆上。


この回、清塚が、「原作マンガを描いた女流マンガ家が、いかに横暴か」をさんざん語り倒す場面がある。たぶん、中島御大の実体験か何か。そして、予告編では綱輝が死んでるらしいんですが・・・。