新・牡丹と薔薇 27話

新・牡丹と薔薇」27話


眞澄と萌え萌え萌子は、富貴子と美輪子のために牡丹柄と薔薇柄の着物をあつらえる。それを着て、富貴子と美輪子がローズ・カフェに出て行くと、そこに綱輝がやってくる。綱輝は、美輪子の差金で呼びだされたのだ。

綱輝は、旧ぼたんが焼死した時に持っていたトルコ石のはまった婚約指輪を持ってくる。指輪は火事で焼けているのだが、石と台はそのまま。綱輝は、ロコツに富貴子を口説き出すが、富貴子は自分と旧ぼたんが二重写しにされているのも不愉快なので全然相手にしていない。

そこに美輪子が出てきて、綱輝に指輪を出させ、ぼたんの婚約指輪だということは隠して、自分の友達が作ったものだということにしてぼたんの左手の薬指にはめてしまう。指輪はぴったりはまるが、ぼたんの指から抜けなくなる。それに感動した綱輝は、いきなり富貴子を抱きしめてブチューと・・・。「ぼたん、ぼたん、愛してるよ」って、キチガイか。

富貴子と美輪子と綱輝は、そのままマダムヨナの店に移動。これも異常だ。美輪子は、「ぼたんはまだバージンのままよ」と変なことを言い出す。富貴子は、「わたしはそんなに潔癖でもないし、アメリカ人と結婚していたし、セックスライフもそれなりに楽しんでいたわよ」と変な返し。最後の一言はよけい。美輪子は怒って、ワインを富貴子にぶっかける。

美輪子はその指輪はぼたんの婚約指輪よ、と暴露。富貴子は美輪子のキチガイぶりに当惑するばかり。家に帰ってから、富貴子は眞澄に美輪子の異常行動のことを話すのだが、眞澄は美輪子は以前リスカまでしていたくらいなので、美輪子のイメージのままに振る舞ってくれとムチャな頼みをしてくる。


次回予告では、レゲエの親戚こと清塚が富貴子を口説き、美輪子は「この裏切り者!覚えてらっしゃい、このままでは済まさないから」と発狂。毎回だなあ。