真田丸 1話
「真田丸」1話、「船出」
かんじんのお話は、かなりコントが入ってる。冒頭、織田、徳川軍の侵攻で、徳川方を偵察に出た信繁が、敵に捕まりそうになって馬を奪って逃げるところから、「それはムチャでしょ」という展開。
言葉遣いは、思い切り現代風に振っている。いいのかなあ。そのうち、「殿、チャンスでござる」とか、やるかもしれない。
キャストは、昔のNHKドラマ「真田太平記」とどうしても比べてしまうが、草刈正雄が真田昌幸。これはまあまあ。大泉洋が、兄の信幸。軽すぎるような気もするが、主役じゃないからこれはこれでいいか。しかし、主役の信繁=堺雅人は軽すぎないか。全体的に重々しいことはやらないらしいから、これでいいのかなあ。武田勝頼役を、平岳大がやっていて、これはよかった。
いろいろと微妙なところが多いが、普通に見られる話にはなっていた。このドラマは途中で放棄したくないので、「花燃ゆ」のようなことにはならないでほしいと祈るばかり。