新・牡丹と薔薇 22話

新・牡丹と薔薇」22話


今日の放送が年内のラスト回。それにふさわしい狂乱の回。


富貴子(黛英里佳)は、峰靖(安藤一夫)から美輪子(逢沢りな)と会っていることをとがめられる。富貴子に、どうしても実の妹や母への思いを捨てられない、と訴えられ何も言えなくなる峰靖だった。
 美輪子が富貴子に、九品仏の家に引っ越して来て欲しいとねだってくる。さすがにそれは危険過ぎると、妹の頼みを断る富貴子だが美輪子は引き下がるつもりはなかった。
 美輪子は、富貴子が営むネイルサロンの隣で皮革の工房を開いている神崎(内野謙太)こそ、富貴子の彼氏だと確信。富貴子が神崎から贈られ、ネイルサロンに飾っていたハンドメイドのポシェットを持ち去り、憎しみを込め切り裂いてしまう。


美輪子は同居の要望を富貴子が受け入れないので、「男がいるのね!」と逆上。富貴子もそういうことにしておこうとするのだが、美輪子は、富貴子のネイルサロンをぐちゃぐちゃにしたあげく、「このままでは済まさねぇ!」。

富貴子は、実家で美輪子一家の話をして、両親に近づくなと説教される。しかし、吉田家の母は、「あの女さえいなければ、多摩留は死なずにすんだのよ!」と逆切れ。

美輪子は、ネイルサロンからパクってきた、神崎から富貴子へのプレゼントのかばんをのこぎりとペンチで裁断。ていねいにバラバラに・・・。

翌日、美輪子とご学友のみなさんが神崎の店を訪れて、バラバラにしたかばんの破片をバラまき、「汚らわしい」「ひとりよがり」「世の中に何の役にも立たない」「ダサい」「チンケ」と罵倒。最後に「わたしたちは姉妹なのよ」と捨て台詞を吐いて去っていく。これじゃヤクザ映画のチンピラだわ・・・。

ふさぎこんでしまった神崎は、富貴子を受け入れなくなっていた。そこに、「ニコニコ金融」の借金取りが来た。金融屋の片割れは、神保悟志だ!富貴子に「体で払ってもらってもいいんだけどなあ」だって。富貴子を追い出した後、ボコられる神崎。

神崎は発狂して、自分で店を破壊。ピコピコハンマーの巨大っぽいものを使っているのだが、何なのこれは。しかも翌日、神崎は夜逃げしていました。富貴子は呆然。しかも工房で、バラバラにされたプレゼントのかばんを発見。

富貴子は美輪子を追及するが、美輪子は「そろそろ秋も終わりだし、カマキリ野郎はメスに食い殺されていなくなっても仕方ないんじゃない」「好きだったのね。あんなカマキリ野郎を愛してたのね」とへんなセリフを連発。なぜか富貴子は美輪子と抱き合うのでした・・・。


富貴子は、DVを受けても男から離れられない不幸な女みたい。例のSYO-1の変な曲が流れてきて笑いが止まらない。しかも次回予告では「役立たずのメス豚!」と美輪子が2回言ってるし。2回言わなくてもわかってます。