新・牡丹と薔薇 16話

新・牡丹と薔薇」16話


先週の、多摩留殺人放火事件でかなりお腹いっぱいになっていたが、あいかわらずたのしみなドラマ。今日のストーリーは・・・。


ぼたん(黛英里佳)の死から2年。無残な事件で姉を亡くした美輪子(逢沢りな)は、当初、精神を病むほど弱っていたが、最近になってやっと元気を取り戻していた。とは言え、住んでいた家が全焼してから美輪子は、母の眞澄(伊藤かずえ)とともに祖母、萌子(山口いづみ)の家に身を寄せ、崑一(岡田浩暉)は一人でホテル住まいと、一家は"借り暮らし"のままだった。
 一方、事件を起こした多摩留(戸塚純貴)の家族は悲惨そのもの。犯罪者の身内ということで、天ぷら屋は廃業状態。一家の大黒柱・峰靖(安藤一夫)は生きる気力を失い、妻の伊佐子(魏涼子)はみじめな暮らしに何とか耐えていた。
 そんな中、峰靖たちのもとに、思わぬ人物が現れる。それは何年もアメリカに行ったきり、音信不通だった長女の富貴子(黛英里佳一人二役)で...。


この回、前回にちょっとだけ出てきた真・ぼたんこと、富貴子がやっと登場。富貴子は、育ての親から、病院でもらってきたことをすでに聞かされていて、それでアメリカに行っていた。しかし、育ての親に、病院で自分が養子に出された事情を話してくれと頼んでも、ぜんぜん言うことを聞いてもらえない。そこでいきなり出すのが札束。それかい。

多摩留の家(吉田家)は、賠償金として3億円請求されていると言ってる(係争中)。しかし、親とはいえ、多摩留は成年者だから相続放棄すればいいのでは?

いちばん肝心な、「ぼたんとそっくりの富貴子に誰も気が付かないのはなぜ」という疑問の答えは出ないまま。そういえば、小日向家の家政婦、煙のように消えているんだけど、どうしたのか。

今週もペースを崩さずに疾走してほしいわ。正月もやってくれればいいのに。