新・牡丹と薔薇 15話

新・牡丹と薔薇」15話


いよいよタマルのM計画の日。ニューヨークの「富貴子」から、多摩留の家族に弟がガールフレンドを殺すと言っているというお電話が…。


美輪子(逢沢りな)を殺して自分も死ぬ。そんな思いで多摩留(戸塚純貴)は、美輪子の部屋に侵入し、主が帰ってくるのを待つ。その頃、多摩留の両親はアメリカに留学中の長女から入った連絡を受け、息子を懸命に探していた。多摩留は姉に、美輪子殺害を予告するメールを送っていたのだ。
 ほどなくして美輪子が帰宅。部屋に入った途端、隠れていた多摩留が現れ、恐怖に絶叫する。綱輝(片岡信和)と会っていたぼたん(黛英里佳)が家に戻ると、衝撃の光景が目に飛び込んで来る。いまにも多摩留が美輪子にナイフを突き刺そうとしているのだ。必死に美輪子を守ろうとするぼたん。錯乱した多摩留がナイフを目の前にいた人物に突き刺す。それは...。
 ぼたんや美輪子を襲った惨劇から二年後。誰もが辛い過去を背負いながら、新たな生活を送る中、一人の女性が複雑な表情で、とある空地を見つめていた。


当然、多摩留がナイフで突っ込んでいったのは、ぼたん。ぼたん死亡後、多摩留はぼたんの死体の周りに油をまいて放火。例のミニ万華鏡とともに、ぼたんと多摩留は黒焦げになりました。死体は、布でぐるぐる巻きにされて棺に入ってる。

そこに間が悪く多摩留の両親が現れ、間が悪く、「美輪子死んでないじゃない」とわざわざわめいて退場。田中美奈子は半狂乱で、美輪子に死ね!とか言ってるし、ドイヒーな回だわ。綱輝まであらわれた。

なぜか焼け残っているのは、牡丹と薔薇の絵。そこにさらに間が悪く、SYO-1の「牡丹と薔薇」の歌。なんなの。

最後にあらわれるのが、グラサンをかけたぼたん(黛英里佳、二役)。これが多摩留の姉の富貴子こと真・ぼたんか。これが多摩留殺人事件の2年後。帰ってくるのが遅いよ。