エッシェンバッハ・ウィーンフィル/モーツァルト41番、プロコフィエフ1番

モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K. 488

プロコフィエフ交響曲 第1番 ニ長調 op. 25 「古典交響曲

モーツァルト交響曲 第41番 ハ長調 K. 551「ジュピター」


クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ、指揮)、ウィーンフィルハーモニー 管弦楽団



こっちは、昨日行われたフェスティバルホールの公演。ウィーンフィルなので、S席35000円。これはまあしかたない。

エッシェンバッハは以前も、ウィーンフィルと日本来てた。その時は聞きそびれたが、非常にいい組み合わせ。

モーツァルトプロコフィエフモーツァルトの組み合わせだが、プロコフィエフは古典交響曲なので、古典派ばかりみたいなもの。それでいて、ちゃんと1曲ずつカラーが違い、いろんな芸を見せてもらった。おもしろい。

モーツァルトのピアノ協奏曲23番は、水のようにあっさりした演奏。それがいい。むりに表情つけないでやると本当の名演になる曲。

プロコフィエフは、最初はゆっくりめのテンポだが、第4楽章はスピードがついていた。カタルシスのある演奏。かっこいい。実演で聞いた演奏では一番いい。

モーツァルトの41番。これも余計なことはしていない演奏。それでりっぱな建物が建っている。ウィーンフィルは客に損はさせないわ。

3日間(10月1日はオペラだけど)も、いい演奏会に行けて、お腹いっぱいすぎる。こんなにいいことばっかりあっていいのか。というか、この秋は外来オケがいっぱい来すぎ。

イルジー・ビエロフラーヴェク/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
アンドレス・オロスコ=エストラーダ/フランクフルト放送交響楽団
ハンヌ・リントゥ/フィンランド放送交響楽団
オッコ・カム/ラハティ交響楽団
レオシュ・スワロフスキー/チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団


これ、多すぎる。首都圏以外の住民はあきらめもつくけど・・・。時間も続かなければおかねも続かないわ。