あまちゃん 94-96話

あまちゃん」(第16週「おらのママに歴史あり2」)、94-96話


水口がアキを引っ張って帰ろうとすると、ユイが現れてアキは引きこもってしまう。一方水口は、変わり果てたユイを見て驚く。

アキはもう一度ユイと話して、ユイから「あたしのためじゃなくて、自分のためにやってみなよ」と言われる。ユイは、「自分は諦めたから」と言って、アキに色紙を差し出す。

水口は、夏ばっぱと春子にアキを売り出す決意をしたことを話す。アキは、また東京に戻る気になる。ユイは自分でつくったビーズのついたミサンガを渡す。

アキは荷物の中に、春子の手紙が入っているのを見つける。そこには春子と太巻の昔のいきさつが書いてあった。春子は、音痴だった鈴鹿ひろ美の影武者で「潮騒のメモリー」を歌わされた。小泉今日子の「潮騒のメモリー」フルコーラス版がかかっている。

アキは太巻の自分に対するおかしな態度の理由を納得する。歌番組で1位になっても頑なにテレビに出なかった鈴鹿ひろ美。この歌番組は「ザ・ベストテン」のマネで、糸井重里と、黒柳徹子のコスプレをした清水ミチコ。アキは、鈴鹿ひろ美の付き人に戻る。鈴鹿ひろ美と春子と太巻の過去を知りたくなったのだ。

昔の歌番組では、鈴鹿ひろ美が「テレビに出て、口パクじゃなく歌を歌いたい」と言い出したので、画面を見ながら春子がリップシンクで歌うことになる。鈴鹿ひろ美は自分が歌っていると思い込んでいるが、実際に歌ったのは春子。その後も鈴鹿ひろ美のヒットは続き、アルバムを出す話になるが、春子は吹き替えを拒否。

自分をデビューさせろと春子は太巻に迫るが、うまく言いくるめられてしまう。いつまでたってもデビューできないので、春子は「潮騒のメモリー」を自分の名前で歌わせろと要求する。結局、春子は太巻と決別し、タクシーの運転手だった黒川に出会った。


後半、まったく新展開。そういうことだったのね。春子のアイドル時代を演じている有村架純、この週まで印象薄いと思っていたが、今週はよかった。これもアイドルだ。