あまちゃん 54-56話

あまちゃん」(第10週「おら、スカウトされる!?」)、55-57話


前週の続きで、水口をユイが追及しているが、水口は黙ったまま。後で、ユイに「ビデオは親戚に送っただけ」と言い訳する水口に、ユイは名刺を渡す。

観光協会では、ヒロシが海女カフェの担当に決まる。カフェは漁協の建物を改装して安くあげる。アキには種市からハガキが来て、アキは大喜び。ユイは「もし、潮騒のメモリーズでデビューしないかと言われたらどうする」とアキに聞く。ユイは、名刺を渡しても何の反応もなかったので、水口がアキとユイを両方狙っていることを見抜いていた。アキは、「アイドルは仕事にはできねえ」とユイの誘いを断る。

ユイは、また水口のところに行き、はっきり「スカウトでしょう。アイドルになりたいんです」と迫る。水口の答えは、「それはきみ次第でしょう」というもの。銀行は、アキのことを知っていて、海女カフェに2000万円融資してくれる。

漁協を海女カフェにリフォームする作業が始まった。ユイは自分から積極的にテレビに売り込むようになる。海女カフェのウェイトレスと海女をアキがネットに出演して募集すると、応募者が押し寄せる。

海開きと海女カフェオープンの日、漁協はすっかりきれいになり、水槽がおかれて、特設ステージもついている。ステージのモニタでは海底カメラから、ウニをとる様子をライブで映している。春子も、アキに「この町はキライだけど、海女カフェは好き」と言ってくれる。

カフェには客が押し寄せ、アキの潜水もうまくなってちゃんとウニを採れるようになっている。オープンの様子はユイがテレビで中継。

アキはユイに言われたことを思い出して、琥珀の坑道にいる水口のところに行く。そこにいたのは水口とユイ。


今週でその気がないアキを東京に行かせなければいけないのだが、水曜日にいきなりアキがその気になってきた。これまでの伏線をちゃんと回収しているのでおかしくはない。ユイがアキの心にあるアイドルへの欲望を煽るという筋はよくいきている。