マッサン 145-147話

「マッサン」、145-147話


ドウカウィスキーの三級ウィスキーはよく売れて、マッサンは余市の功労者として、ラジオに出演する。しかし俊夫はあまり元気がなく、ハナが尋ねると広島に帰って、蔵を手伝いたいと言い出す。

マッサンは是非もない話なので受け入れるが、熊虎は大反対。親子の縁を切るという。ハナが「親子の縁を切ってくれ」と答えるので、熊虎もしかたなく承諾する。俊夫とハナは竹原に旅立っていく。工場は悟が引き継ぐことになる。熊虎は、「途中まで一緒に行き、会津を案内する」と言って、一緒に旅立つ。

いきなり12年が経過。1961年(昭和36年)になった。三級に続けて出した一級ウィスキー「スーパードウカ」もよく売れて、会社は順調に発展。悟はマッサンとエリーの養子になり、嫁と子供ができて、マッサンとエリーには孫がいることになった。

エマは12年前にアメリカに渡り、その後イギリスに行っていて、手紙で日本に里帰りすると言ってきた。マッサンとエリーの両親、熊虎も全員鬼籍に入っている。エマは、同棲しているボーイフレンドのマイクを連れて帰る。マッサンは、「今は結婚する気はない」というエマに渋い顔をするが、エリーはマッサンとスコットランドで出会った時の話をする。

マッサンとエリーは結婚式をあげず、役場に届けを出すだけですませていた。エマはマッサンとエリーに、結婚式をあげるようにと言う。エリーは、いきなりめまいがして、倒れてしまう。

エリーは病院に行き、マッサンは新工場を建設する計画を立てている。エリーの帰りが遅いのでマッサンが迎えに行くと、エリーが河岸をとぼとぼ歩いているのに行き当たる。

マッサンは結婚するかどうかはっきりしないエマにまだ不満があるが、エリーはエマとボーイフレンドの関係を認めようと言う。

エリーの主治医がエリーの家に立ち寄る。主治医役は、天海祐希だ。大物女優が、最終週のタイミングで出るのか。これはエリーの看取りをする役ということだろう。マッサンがエリーの本当の容態を尋ねると、天海祐希が答えている。この場面は音声なし。エリーも死期をさとっているので、マッサンに手紙を書いている。


最後はエリーの死が来るのはわかっているので、エリーとマッサンの馴れ初めが出てきている。エリーが死んだところでお通夜のように終わるわけにはいかないから、土曜日は前向きに戻るマッサンの姿と、エリーの思い出になるはず。たぶんエリーは金曜日には死んでいる。ちょっと留守にするので、来週まで展開がわからないのが気になるわ。