マッサン 118-120話

「マッサン」、118-120話


エリーは自分で交換船には乗らないと言っているのに、俊夫だけでなく、ハナも、「エリーの身が心配だ」と言っている。心配しすぎじゃね?

そしてあいかわらずエマは、お嬢様発言を連発。「わたしも一緒に船でイギリスに行く」と言い出す。これではみんなでエリーを交換船に乗せたがっているように見える。本人は日本にいると言っているのに・・・。

実際にマッサンは、離婚届を準備している。この頃の離婚届は、印刷されたフォームがあるわけではなく、全部手書き。しかし、エリーの命が心配だとみんなで言っているわりには・・・。

そこに特高が、スパイ容疑で家宅捜索だと言って踏み込んでくる。しかし、特高といえども、家宅捜索に令状を出さないのは普通なのか?特高は家を全部ひっくり返して探しているが、出てきたのは辞書とかエリーの実家との手紙とか、そういうもの。特高は、「貴様、国家に逆らうのか」と言っているが、こういう時は御国とか、そういう風に言うんじゃね?

マッサンが特高相手に大演説をぶつが、「本性を現したな」と来るので、エリーがさらに「わたしはここにいてはいけないのですか?わたしは亀山エリーです」と演説する。結局エリーは特高に連れて行かれそうになる。

そこに出てきたのが、海軍。先週えらそうにしていたが、エリーを連れて行こうとするのを抑えてしまう。特高、海軍にそんなに弱いのか?

マッサンは、離婚届を自分で破いて、エリーに日本にいてくれと頼む。翌日、マッサンは社員、工員を集めて、エリーには日本にいてもらうと伝える。みんなは拍手しているが、中村美紀だけは冷たい顔。夫が死んだので、豊かなエリーの一家を嫉妬していたのだ。家宅捜索の件を密告していたのもこやつ。

なんだかんだと言っても、人間の嫉妬心はおそろしい。なぜかエリーは美紀に謝った。美紀が反省して、工場を辞めて去って行っておわり。このとってつけたような展開は何?

今週の展開はいちいち変だし、やりすぎ。しかも次週は、エマが一馬に恋するという展開。年いくつ離れているの?これもやりすぎのような・・・。