ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番、ベートーヴェン/交響曲第7番、小林研一郎、広島交響楽団

ベートーヴェン   序曲「エグモント」

ブルッフ       ヴァイオリン協奏曲第1番

   ヴァイオリン:小林美樹



   小林研一郎指揮、広島交響楽団リーデンローズ大ホール、2015.2.21


広島交響楽団の福山の演奏会。福山は遠いので普通は行かないのだが、小林研一郎が来るので、行ってきた。これは行ってよかった。

ブルッフの協奏曲を弾いたのは、小林美樹。1990年生まれというので若い人。最近の女性ヴァイオリニストによく見る可愛い顔立ち。しかし、ヴァイオリンはうまいし、多少のミスはかまわず堂々と弾いている。けっこういい演奏。アンコールではバッハの無伴奏ソナタ第3番をやっていた。

聞きモノだったのは、ベト7。いつもの広響よりずっとできてる。秋山先生の時よりいいわ。小林研一郎は、あまりテンポを飛ばさずに、しかし力強くやっている。広島の定期演奏会にも来てくれるといいのに。

最後にコバケンが、客にごあいさつしていた。アンコールは、ダニー・ボーイ。しかし、このコンサート、曲目もメジャーなものばかりだし、コバケンがわざわざ来るのに、ホール全体の5割くらいしか客が入っていない。広島だったらもうちょっと埋まるのに。もったいない。