マッサン 115-117話

「マッサン」、115-117話


米英との戦争が始まり、海軍はとにかく増産するように申し入れてくる。マッサンは「質では妥協しない」と言っているが・・・。

戦勝続きでバンザイと言っているのは、熊虎、進、理髪店の温水洋一。この人達に話を押し付けるつもりらしい。

エリーは、子供に石を投げられてケガをして帰ってくる。家ではエマがやたら戦争反対を言っている。マッサンは娘にめったなことを言わないように叱っている。エリーは、マッサンから外出しないように言われ、家事しかしない日が続く。

工場は増産のために人を雇うことになり、中村美紀堀内敬子)と娘が応募してくる。美紀は戦争未亡人なので、やたらと敵国人のエリーに敵意を燃やしている。エマは、美紀の娘となかよくなり、美紀を雇ってあげてと父親に頼んで叱られる。

戦争中でも、マッサンの家はキレイで、食べ物もいいものが揃っている。戦争のおかげで儲かっているのだからあたりまえ。エマは、いいとこの娘っぽく、キレイ事しか言わないキャラ。

マッサンの家に、急にキャサリンが大阪から訪ねてくる。キャサリンは、夫のチャーリーと一緒にイギリスに渡ることにしたので、エリーに一緒に行こうと誘いに来たのだ。そのためにマッサンと形式的に離婚しろという。これはエリーがはっきり断った。

エマの学校では、英語が選択制になるが、手を上げるのはエマだけ。結局英語はあきらめることになり、エマは教室をいきなり出て行ってしまう。

マッサンはエリーを引き止めていいのかどうか迷っているが、マッサンと俊夫の話をエリーが立ち聞き。


これもドラマだから、展開が紋切り型なのがあまりにもロコツ。こんな話にしないと受け入れられないものなのか。実際にはマッサンは戦争でもうけているから、こういうことにしないと「いい話」にはできないのでしかたがないが。