快傑ズバット 29話

快傑ズバット」29話、「父母なき子、涙の復讐」


赤永会(せきえいかい)に捕まっていた技術者夫婦が脱走。赤永会は夫婦の子供をさらおうとするが、そこに出てきたのが早川健。赤永会の中ボスは、闇の黒兵衛、用心棒は、「テニスの陣太郎」。陣太郎の役を演じているのは、畠山麦。この人も今は故人。

武器はテニスボールだけど、蛍光ピンクのテニスボールって、おかしいでしょ。そんなことを気にするようなレベルのドラマじゃないけど。

脱走した父親は死んでしまい、母親も、「お父さんの秘密を守って」と封筒を渡して死亡。残ったのは子供と爺さんだけ。爺さんは「敵を討て」と言ってるけど、子供にはむりでしょ。

赤永会に追われて、工事現場の事務所に逃げ込むと、そこには都合よくダイナマイトがあった。鍵もかけずに置きっぱなしはあぶない。案の定、早川健が、適当に火をつけて投げている。

畠山麦は、子供を人質にして、封筒を渡せと要求。爆弾テニスボールで戦っている間に、爺さんは子供にダイナマイトをつけて、赤永会に送り込んだ。むちゃくちゃだなあ。子供がそうしたかったからだと言い訳する爺さん。だったら子供を人間爆弾にするのかい。

闇の黒兵衛が、あやしいから子供を殺せと命令したところにズバッカー登場。格闘しているのは黒兵衛ばかりで、畠山麦は爆弾を投げ返されてあっさり死亡。黒兵衛も、お札を貼り付けられてのびちゃった。

爺さん、「孫は強い男に育てます」とか誓っているが、孫を人間爆弾に仕立てておいて、よく言うわ。

このドラマもほぼ終わりになってきたけど、ズバットの口上と、中ボスに最後に貼り付けられるお札の文句(この者、極悪殺人犯人)が、毎回同じになってきた。長坂秀佳も、だんだんめんどくさくなってきたらしい。