赤毛のアン 40話

赤毛のアン」40話、「ホテルのコンサート」


合格発表の後の夏、アンがダイアナと家に帰ってくると、リンド夫人が来ていて、シャーロットタウンの大きな病院に寄付を募るために、ホワイトサンドのホテルでコンサートが開かれ、出し物が足りないので、アンが詩の朗読を依頼されたと伝えてくる。

当日、アンはダイアナにドレスを着せて、髪を整えてもらう。ちょっと大人っぽくなったアン。マシュウは「素敵だよアン。きっとアンコールされるよ」と言ってくれる。

コンサート会場では、着飾った人々が会場にいて、アンは緊張。しかも、他の出演者の女の子が、「今日の会場に田舎者や田舎娘が交じっているようだけど、出演者にもいるようね」と嫌味を飛ばす。

しかも、コンサートには、朗読の専門家だというミセス・エバンスという人が偶々出演することになり、アンの前に出てきて、すばらしい朗読をする。アンは、出るに出られなくなり、歯の根が合わない。

会場を見ると、ダイアナたちのとなりに、ギルバートがいる。アンはギルバートが笑っていると勘違いして逆に落ち着いてしまう。おかげでこちらもすばらしい朗読をする。マシュウの言葉通り、アンコールを求められ、アンはマシュウのことを思い出してアンコールにこたえて、喝采を浴びる。

みんなにほめられて帰ってくるアン。ジョーシー・パイの後ろにアメリカ人の画家がいて、「あのチチアンのような髪をした少女を描きたい」と言っていたと聞かされる。アンはダイアモンドで着飾らなくても、今の生活がいちばんだと思うのでした。


クイーンに入る前にこれだけ時間がかかっているとは思わなかった。そういえば、原作でもクイーンとシャーロットタウンでアンが何をしていたのか、よく思い出せない。1年間しかいなかったのだからあたりまえか。