快傑ズバット 9話

快傑ズバット」9話、「涙の河を振り返れ」


よれたスーツ姿のおじさんが、河川敷を徘徊。この時点でかなり変。おじさんが探しているのは家出した自分の娘を探している。オサムくんがおじさんに詰め寄られて、「あそこにいるよ」と川に浮かんでいるボートを指さすと、いきなりボートが爆発。あらら、女の子死んじゃった。

このおじさんの行く先々で子供が死んでいる。もちろん変死事件の犯人はダッカーの手先、TTT団。これ、もろにKKKのパクリだ。この用心棒は「釣り師十兵衛」。もはや戦いに何の関係もないな。編笠をかぶっていて柳生十兵衛風の出で立ち。

そこでおじさんの正体が判明。ガンの研究中に毒薬を開発してしまった中根博士でした。TTT団は毒薬の秘密を渡すまで、一人ずつ子供を殺すと脅迫。そんならさっさと警察に届ければいいのに。現に警察の東条警部に全部しゃべってるしね。

早川健がおじさんを守ろうと格闘している間に、みどりちゃんがさらわれてしまい、TTT団の中ボス、鉄の爪はみどりちゃんをおとりにして、早川健を誘い出す。早川健は、毒薬だと偽って持ってきた火薬の瓶を鉄の爪に投げつける。黒色火薬の瓶なんか投げてもなんにもならないと思うが、なぜか大爆発。しかし鉄の爪にはかすり傷もつかない。

早川健が鉄の爪に捕まって、みどりちゃんが穴に転落しかかった時に、早川健がロープをつかんでみどりちゃんを救出。ここもいろいろとおかしい。そしてまた脈絡なくズバッカーとズバットが登場。

釣り師十兵衛の技は、釣り竿で手榴弾を釣って投げるというもの。だったら最初から手で投げろよ。まああっさりズバットに殺されますが。鉄の爪もかんたんに伸びてしまい、おわり。