マッサン 29-30話

「マッサン」29-30話


株主会議の結論は、「ウイスキー事業は承認しない」。反対したのは、相武紗季の婚約者の父親、海運会社の社長だ。長五郎(中村嘉葎雄)は、玉鉄にウイスキー事業をあきらめろと言い、断られると「では会社を辞めろ」と宣告する。玉鉄がウイスキー製造にこだわるのなら、相武紗季の縁談は破談にするというのだ。

はあー、こういうことにして、玉鉄が住吉酒造を辞めることをうまくとりつくろうことにしたのか。実際、ウイスキー製造計画が破棄されたのは、資金調達ができなかったからなので、まるっきり違うわけでもない。

シャーロットは、「人生は冒険」と玉鉄に言って、夢をあきらめないように励ます。

玉鉄は、西川きよしに退職届を出す。西川きよしは、「今日限り、わしのことは忘れてくれ。でも夢だけは忘れるな」と涙にくれる。

社員みんなに挨拶し、鉄工所の社長にはポットスチルの図面を預けて、玉鉄は住吉酒造を去る。ウイスキー事業にずっと反対していた専務の矢口(白井晃)には「生まれてきた時代が悪かった」と言われるが、玉鉄は「死ぬまでに必ずウイスキーの時代を作る」と言い返す。

シャーロットは、嫁に行く相武紗季に、自分で刺繍したハンカチを渡す。

予告では、来週簡単に鴨居の会社に行くことにはならない様子。まあ、今週入社はしないと言っておいて、来週翻すわけにはいかないから、しかたがない。しかしどうやって話を引き伸ばすのか…。