快獣ブースカ 12話

快獣ブースカ」12話、「ブースカと七人の魔術師」


大作くんたちがお菓子屋のショーウインドウで眺めているのは、「お菓子の城」。10万円もする。この時の10万円は今の50万円以上するだろう。ふつうのショートケーキは80円になっている。

大作くんたちは、お菓子の城を食べてみたいので、ブースカがお菓子の城を買っていく人を見張っている。しかし、お金持ちっぽい親子がお菓子の城を買おうとすると、いきなり目の前でお菓子が消えた。お城以外のケーキもどんどん消えていく。

大作くんたちは、遊園地に行き、そこから見知らぬところに飛ばされてしまう。そこに登場したのは、白いシルクハットと白いマント、白装束の女の子と子供。これが七人の魔術師らしい。

大作くんたちが女の子に会って道を尋ねるが、ブースカには女の子が白装束をつけているところが見えてしまう。魔術師の女の子が変装して、一行を食事に招くが、これもブースカに正体を見破られる。家はけむりのように消えて、後には毒キノコがあるばかり。

一行は、魔術師たちに、サルや小鳥に姿を変えられてしまう。大作くんも、魔法で閉じ込められる。ブースカだけは一人でお菓子の城を発見した。そこに魔術師たちが現れて、ブースカと魔術師たちが空中戦。

ブースカは魔術師たちに、どうしてお菓子を盗んだのかを聞くと、お菓子を食べたことがない子供に食べさせてあげるためとわかる。子供を呼び集めると、お菓子を食べたことがない子が集まってきて、みんなで仲良くお菓子を食べる。魔術師は、遠い空の無効に帰っていく。

大作くんたちは夜の遊園地に戻ってくる。この遊園地、どこだろう。空には7つ、星が輝いていて、これでおわり。


ヘンゼルとグレーテルの翻案だが、魔法使いを悪者にしなかったので、ストーリーはかなり変わっている。小さい子供向きにはこれでいいが、毒のない話。