快獣ブースカ 11話

快獣ブースカ」11話、「ブー横丁の学習塾」


このタイトル、明らかに「プー横丁にたった家」のパクリ。この頃はもう翻訳が出てたのね。

大作くんは、算数のテストで間違えていて100点がどうしてもとれない。100点取ればサーカスに連れて行ってもらえるはずで、ブースカは楽しみにしているのだが…。

大作くんが帰る途中で、香具師が「インスタント計算尺」を30円で売っている。大作くんは買おうとするが、ブースカにインチキと見破られる。計算尺といっても、ただの紙の円盤。ブースカはブー冠があたたまって、頭がよくなっている。

ブースカは、調子に乗って、学習塾を開くことになった。しかし、それを潰そうとねらう、計算尺香具師と、メチャ太郎。

ブースカの学習塾は、方程式が黒板に書きまくってある。塾の月謝は、ラーメン。どんどん食べている。しかし、ブー冠の秘密を知っているメチャ太郎は、ブースカが食べているあいだに、変な機械でブー冠を冷やしてしまう。これでブースカの頭はぜんぜん動かなくなる。子供たちはあきれてさっさと帰る。

ブースカは、ラーメンの匂いで釣り出されて、香具師に捕まった。香具師ブースカを三輪軽トラに乗せてサーカスに売り飛ばそうとしているのだ。ブー冠もとれてしまい、何もできなくなってしまう。そのブー冠を拾ったのはメチャ太郎。

香具師は、サーカスに100万円でブースカを売りつける。サーカスの見世物「人間コング」と決闘することになるが、ブー冠がない。そこにやってきたのが、サーカスを見に来たメチャ太郎と、ブースカを助けに来た大作くんたち。メチャ太郎のふところから、ブー冠がふわふわと浮いて、勝手にブースカの頭にくっついた。

ブースカは人間コングをやっつける。これはもろにプロレスのマネ。

大作くんの家で、また熱いお茶を頭にかぶったブースカは、大作くんの宿題の面倒をみるのでした。


この回、ちょっと演出のテンポが悪いが、そこは、サーカスという飛び道具でカバー。昔は、サーカスはたくさんあって、子供になじみがあったのだ。ちょっと裏側を見せてくれたのは大サービス。