快獣ブースカ 7話

快獣ブースカ」7話、「スパイをやっつけろ!」


公園で、メチャ太郎たちの後をつける大作くんとブースカ。スパイごっこなのだ。ブースカは遠くの音でも聞こえるので、メチャ太郎らの会話は丸聞こえ。

羽田空港に、飛行機でやってきたのは本物のスパイっぽい、E.H.エリック。「国際おもちゃスパイ団」から、「日本一おもしろいおもちゃを探して持ち帰れ」という指令がきた。

大作くんは、透明人間になるクスリを発明。これをブースカに飲ませると、本当に姿が見えなくなった。大作くんもクスリを飲んだが、こっちは、透明にはならずに固まってしまった。ブースカにしか効かないクスリなのだ。それを聞きつけたのが、E.H.エリック。

E.H.エリックがアタッシェケースから、亀のおもちゃを出すと、これがメチャ太郎に噛み付いた。メチャ太郎は、E.H.エリックを代作くんの家に連れてきた。

おもちゃを見せてくれというE.H.エリックに、道化の人形を見せると、これが生きていて本当にうごく(もちろん合成)。ゼロ戦が空を飛んだり、車が動いたりする。E.H.エリックは、秘密兵器を使って、大作のおもちゃと透明人間になるクスリを盗み出そうとする。

大作くんを適当に連れだして、大作くんの部屋に忍びこむと、小さくなったブースカといくつかのおもちゃをアタッシェケースに入れ、メチャ太郎に透明人間のクスリを渡してやる。

E.H.エリックはホテルの部屋に戻るのだが、これ、ホテルニューオータニ。出来てからそんなに間がない。当然まわりはただの野原。

盗みだしたおもちゃの中で勝手に動いたりしゃべったりするのはブースカだけ。ブースカはおもちゃの人形だと思い込んでいる、E.H.エリックは、飛行機でブースカを持って帰ろうとする。ホテルのボーイがシャンパンを持ってきて、ブースカに会って気絶。ブースカは逃げ出して、大作くんのところに帰ってきた。ホテル内部の撮影はできなかったようで、ホテルの部屋や廊下はニューオータニではなく、ただの安いホテル。

E.H.エリックは、また大作くんの家に戻ってくる。ブースカは透明になってボコボコ殴っているが、荷物からカメが出てきたので、カメが苦手なブースカは目を回す。大作くんは、自作のラジコンヘリで追跡。このラジコンヘリ、作りは非常に安っぽいが、よく飛んでいる。E.H.エリックは、自分の秘密兵器でヘリを撃ち落とし、タクシーで空港へ。

途中で気がついたブースカは、空港で透明になって消えてしまい、E.H.エリックから大作くんの宿題を取り返した。E.H.エリックは、透明になろうとしてクスリを飲んだが、固まっただけ。ブースカは、これは人形です、と言って、外国に送り返した。

メチャ太郎は、透明人間のクスリだと思って飲んだが、すっぱいだけの代物で、おかげで先生におこられる。


この回は、昔の羽田空港がやたら映っている。撮影しやすいところしか映ってないが、この頃の羽田はぜんぜん知らないので、これはレア。