闇金ウシジマくん(2010 TV版) 9話

闇金ウシジマくん」(2010 TV版) 9話


エロリアーノの瑞樹は、全財産を失い、おまけに本番行為に手を出して、お店はクビ。丑嶋は、「店に来いよ。カネ貸してやる」と声をかけるだけだが、実際に瑞樹はカウカウファイナンスにやってきた。

瑞樹が差し出した書面には、3千万円を盗んだ奴を押さえたら、半額の1500万円を報酬として払うので、借金の利息をなしにしてくれというもの。

タクシーの運転手(酒井敏也)は、居眠り運転でヘルスの女をはねてしまう。血だらけになった女をトランクに積んで捨てに行く運転手。はねた女のバッグから、300万円の現金を見つけて大喜び。これはヘルスの女が子供の手術代に貯めたもの。

この現金でカウカウファイナンスへの借金を即返済した運転手だが、そのタクシーに強引に乗り込む丑嶋。女の携帯に電話がかかってくる。相手は、女の息子。丑嶋は、携帯の履歴とメールから、運転手が女のカバンから現金を抜いたことを見抜く。運転手は、300万円が何のためのカネだったのかを知る。

前回、起業資金名目でカネを騙しとった板橋は、約束だった最初の3回の返済を守らず、丑嶋から、親友の小堀をハメればロシアン・マフィアに売ることを勘弁してやると言われる。しかし板橋は結局、小堀をハメることができず、売り飛ばされる。

運転手は警察に自首しようとして、トランクを開けたところ、女は生きていた。

瑞樹の3000万円を盗んで逃げた女は、男と逃げようとしていたところを丑嶋たちに捕まってしまう。瑞樹は、また別のヘルスで働き始める。

最後、大久保は丑嶋に嫌いなカイワレ大根を食べさせ、カウカウファイナンスを辞める決心をする。


よくできたドラマ。とはいえ、最後で人情話になってしまっているのはいただけない。これはドラマ化した時に原作を変えたのか?いずれにしても、これは原作を読んでみなければいけない。