続・夢千代日記 1話

「続・夢千代日記」1話


夢千代日記」の最初のシリーズが傑作だったので、第2シリーズを見たい見たいと思っていて、ようやく見ることができた。

OPは、第1シリーズとまるっきり同じ。これは当然か。今回は、夢千代が列車の中で乗り合わせた家出少女を拾ってくるところから始まる。家出少女を演じているのは、菊地優子という人。子役だが、完璧にハマっている。薄幸そうな中学生という感じ。

他のキャスト、樹木希林秋吉久美子、中村久美、夏川静枝、加藤治子中条静夫長門勇ほかの人々は、第1シリーズと同じ。このドラマは、上手な人しか出ていない。この脇役陣の豪華さは、今では絶対に実現できないもの。

このシリーズは、檀ふみが小学校の先生役で出ていた。こんなところに顔を出していたとは。さらにいしだあゆみが出てきた。これは、新しくできるホテルの従業員として町にきた人だが、この温泉町に古い縁があるという役。さらに絵描きの役で石坂浩二が出ている。ストリップ小屋の壁絵を描きに呼ばれたという設定。

吉永小百合は第1シリーズから、さらに病気が悪くなっていて、医者から余命2年と宣告されている。吉永小百合が病弱な体で「人を好きになりたい」と言っているので、見ているとクラクラしそう。

家出少女が、「好きな人と結婚したくて出てきた」と、びっくり告白をしたところでおわり。

第1シリーズと完全に接続していながら、それを上回るワクワク感のあるストーリー展開。早坂暁は本当の名人だ。