ロボット刑事 1話

ロボット刑事」1話、「バドーの殺人セールスマン」


これは主題歌だけ知っていて、未見だった番組。非常に楽しみにして見た。石森章太郎原作。

悪の組織バドーが、刑務所を出所した男と、「殺人レンタル契約」を結んで、利益の半分を分け前にすることを条件にして、ロボットを貸して人を殺すという話。ロボット刑事は、ロボコップの完全ロボット版みたいなもので、最初からロボット。

人間の刑事は、高品格と千葉治郎。殺人の現場で捜査をしていると、いきなりロボット刑事が現れる設定。事前にロボット刑事のことは知らされていないので、びっくりしているが、ロボット刑事は「長官」からの手紙を持っていて、高品格に「面倒を見てやってくれ」のメッセージとともに新米刑事として預けられるというもの。

赤いブレザーと蒼い頭部、黄色いハンチングが派手派手だ。ロボット刑事は、やたら腰が低く、高品格にも従順。しかしロボットなので、すぐに仲間に入れてもらえるわけではない。ロボット刑事の車「ジョーカー」は、ハッチバックというか、ステーションワゴンタイプの、これも派手な車。ベース車は何か、ぜんぜんわからない。

話の途中で、千葉真一登場。千葉治郎の実の兄で弁護士という設定。なんで弁護士が犯人の目星もついてないのに捜査に出てくるのかは謎。コメディアンっぽい情報屋も出てくる。

バドーの殺人ロボットは、「秘密戦隊ゴレンジャー」の鉄輪仮面そのまんま。「ワッカマン」という名前になっているが、もうちょっとアイディアなかったのか。

ワッカマンとロボット刑事の格闘戦は、ヨットの上。これはかなり大変そう。最後に謎の巨大ロボット「マザー」というのが出てきて、話は中途半端に終了。最初の話なので、2話に続くということらしい。

話はおもしろいのかどうなのか、1話だけではよくわからない微妙な出来。音楽は菊池俊輔作曲なので、非常によいのだが。