マイティジャック 2話

「マイティジャック」2話、「K52を奪回せよ」


マイティジャックの第2回。こちらのほうが1話よりも先にできたので、製作第1話。

しかしこの回に副長の天田が出てこないというのはどうなの。メインキャストはちゃんと揃えないと。

おはなしは、新金属K52を大量採掘する方法を知っている伊集院博士をQが誘拐して、その秘密を聞き出そうとする。海底の採掘基地に忍び込んで博士を救出しようとするマイティジャックとQが潜水艦で戦うというもの。

Qの潜水艦には、中型のもの(これはウルトラセブン原子力潜水艦S号と名乗っていたものと同じプロップで、塗装が違うだけ)と、採掘機血そのものの上部が潜水艦になっている大型のベースサブがある。このベースサブ、航行するには便利の悪そうな円盤型で、たくさん対空砲がついているという謎の船。しかしかっこいいので、メカとしてはあり。

ストーリー進行は前回と同じく、というより前回以上にだるい。前半が、博士を誘拐するまでのマイティジャックとQのスパイ戦なのだが、ここの展開がもたついていてよろしくない。Qの指揮官役は、声だけ森山周一郎(役者は別の人)。なぜ別人の声をあてているのかよくわからないが。その下にいるQ幹部は近藤宏。この人は時代劇やヤクザものでよく見た顔。最後に金属採掘の穴に落ちて死んでしまうのだが、Qの司令室からどうやって穴に落ちたのかはなぞ。

後半の潜水艦同士の戦いは、潜水艦がかっこいいのでそれなりに見られるが、Qの潜水艦に吸盤でくっついて基地に侵入とか、ベースサブの防御装置が破れると、なぜか浮上してMJ号と戦闘(ベースサブは飛べないのに)とか、いろいろとおかしい。暗い海と空での戦闘シーンはけっこう映えるのでざんねん。