軍師官兵衛 3話

軍師官兵衛」3話、「命の使い道


前回、官兵衛と別れて浦上家に嫁に行ったおたつだが、いきなり赤松が攻めてきた。官兵衛は、浦上家の室津城に駆けつけたが、城は全滅、おたつも死亡。

小寺家の軍議では、官兵衛は赤松を攻めるように主張するが、重臣たちは反対。職隆にも止められる。祖父の重隆は官兵衛を諭すが、まもなく死去。竜雷太、もっと出番があるのかと思ったらあっさり死んでしまった。

職隆は、孫子を引用して官兵衛を諭し、小寺政職に赤松に対抗して鉄砲を買い入れることを進言、その使いとして、官兵衛を堺に送ることにする。

官兵衛は供2人だけを連れて堺に出立。途中で山賊に襲われるが、牢人荒木村重に救われる。荒木村重から、将軍義輝殺害の話を聞き、堺の町のことも教えられる。荒木村重に多額の礼を払い、堺で今井宗久に面会した官兵衛は、鉄砲を売ってもらい、織田信長の話を聞かされる。

堺の町を歩いていた官兵衛は、聞きなれない歌を耳にして入ってみると、そこではルイス・フロイスが説教をしていました、という終わり方。


前2回に比べればマシな出来。おたつ=南沢奈央も可愛かったが、後々使うキャラじゃないので、さっさと殺してエピソードの材料にした方がいいし。この回で荒木村重を牢人ということで出してきたのはアイディアとしてよかった。小寺対赤松で話がチマチマしすぎていたのが、よくなかったのかも。とはいえ、しばらくは播磨攻防戦で話が終始するのはしかたない。

今週、祖父の竜雷太が死んでしまい、来週はさっさと柴田恭兵家督を譲って、嫁の中谷美紀が出てくるので、新展開はそちらに期待。これもしかたがないが、播磨の話と、直接関係ない織田信長関連の話が並行して進むのもやっぱりわかりにくい。

あと2回くらいはとりあえず見よう。それで話がおもしろくならないようだったら、この大河ドラマはあきらめる。