軍師官兵衛 2話

軍師官兵衛」2話、「忘れえぬ初恋」


前回の終わりに元服して、小寺官兵衛になった岡田准一くん。主君小寺政職の近習に取り立てられる。といっても半ば人質のようなもの。しかも他の近習はみな小寺家の縁者なので、外様の官兵衛はよく思われていない。

ところが赤松政秀が攻めてきた。官兵衛は初陣で出陣するが、遅れをとる。遅れをとった分、丘の上から戦場を見渡すことができ、敵の罠に気づいて早速父に知らせ、おかげで味方の先鋒は壊滅を免れた。官兵衛は、敵の策は見破ったものの、初めての戦場ではほとんど動けずに終わる。

その後、小寺家と赤松家は和議を結ぶが、そこに浦上家から同盟の話が来た。家中は同盟の可否を巡って2つに割れるが、官兵衛は、浦上と結べば必ず赤松が攻めてくると反対に回る。しかし結局小寺政職は、浦上と同盟することにする。同盟のしるしに浦上に送られたのは、官兵衛の幼なじみで小さな恋の相手だった、御師善右衛門の娘、おたつ(南沢奈央)でした。


先週から2話見たが、話の展開がだるい。役者がどうのこうのというよりは、脚本の問題。「八重の桜」「平清盛」の2作に比べて明らかにつまらない。

後で絡んでくる織田信長のエピソードが脈絡なく入ってくるのも邪魔だが、それはそんなに問題ではなく、本筋の播磨での官兵衛のエピソードがおもしろくない。自分が播磨の歴史を知らないのが理由ではないだろう。この調子で話が続くと、この大河は途中で脱落するかもしれない。できればそういうことにはしたくないが。