天国の恋 22話

「天国の恋」22話


石田純一と瑞彦のケンカは、このまま総合病院として続けようという瑞彦と、慢性期の高齢者だけの専門病院に衣替えしようという石田純一の対立。どう考えても、石田純一のほうが経営者的に正解だと思うが、妖怪総婦長の前で二人で殴り合いしている。石田純一は殴られて、イタタタとわめいている。アホか。

徳美の家に来た美亜は、ダンカンが書いた離婚届を持ってきた。後は斎が印をおすだけ。徳美は離婚届を出させて、自分と斎、美亜、ラブ男の4人で暮らしたいから、早く出せと迫る。斎はひとまず離婚届はしまっておくことに。

ラブ男は、美波の店で、斎が人骨ロケットを分けあった相手が、製薬会社のサラリーマンだと聞かされる。最初は気にしているのだが、その相手も自分と同じ年下だと聞かされてなぜか安心する。斎のアラフォー仲間は、「斎を取られるよ」とラブ男を煽るが、ラブ男は動じない。興奮したのは梢と朔子で、「斎は不潔!」と騒いで店から出て行ってしまう。

美亜は父親の家に戻ってから、斎が新しい男とデキている話をしゃべってしまうので、ダンカンは「話が違う!離婚は取り消しだ!」と騒ぐが、肝心の捺印済みの離婚届は、もう斎のところにわたっているのでどうしようもない。

梢と朔子は、海老原家に帰ってから山口いづみに、潮と斎の関係を全部話すので、3人で斎の悪口大会。梢はどうしても潮があきらめられないらしい。それも自分のプライドを満足させるためだけ。山口いづみは、斎を「毒婦、あばずれ」とののしっている。

石田純一は、どうしても瑞彦に後を継いで欲しいので、取りすがって泣いているが、瑞彦は医療の理想がとかなんとか青臭いことを言っているので、父親の哀願に耳をかさない。梢は、例の人骨入りロケットを引っ剥がそうと決意して、千枚通しでクッションを千枚通しで突きまくっている。

次回予告は、山口いづみが斎にコップの水をひっかけるところと、梢が潮に肉弾攻撃をかけている場面。