天国の恋 21話

「天国の恋」21話


死んだ弟の友也の遺骨をロケットに入れて、その片割れを潮に渡すと、「愛は永遠になる」と思っている斎。この考え方も相当気持ち悪い。登場人物が誰もそれを変だと思っていないところが、中島丈博ドラマ。

美波の店には、ロリータファッションを着込んだ梢があらわれた。これも変すぎる。潮には直接「ムリだな。ドン引きです」と言われている。悲惨だわ。梢は大泣き。完全にコメディーにしか見えない。これは朔子の作戦だったことが明らかに。おかしな作戦で潮の気分を悪くして、梢は朔子に怒るのかと思ったら、また変な作戦を立てようとしている。

斎は、例の遺骨入りロケットを潮に渡す。これも気持ち悪がられるかと思いきや、こちらには潮は感動したらしい。梢のロリータ服より、こっちの方がよほど気持ち悪いが。また二人はレストランでキス。いいかげんにしないと店員に怒られるよ。その後はベッドイン。

夜中に電話をかけても、潮の携帯も斎の携帯も電源が切られているので、梢と朔子は二人の関係を疑う。そこに夜中の1時に妖怪総婦長の徳美が、海老原家に電話をかけてきて、「斎はどこ?」と聞いてくるので、梢と朔子の疑念は深まるばかり。斎は朝帰りはせず、夜中に海老原家に戻ってくるが、朔子にはバレバレ。

海老原家の朝食に、斎は起きてくるが、朔子や梢、山口いづみは寝ていないので、遅れてしまう。朔子は、「昨夜、潮さんと会ってたでしょう」と斎を追及し、梢も同調。斎は、「娘も美亜と会っていた」とごまかした。

斎の葬儀の司会は遺族に非常に評判がよく、わざわざ会社に出向いてお礼のブラウスをもらう。しかし、それにキレたのが社長の神保悟志山下容莉枝。斎が自分だけ目立とうとしていると、ギャンギャンイヤミを言っている。神保悟志もたいがいだが、特に気合が入っているのが山下容莉枝

一方内輪もめは葬儀社だけでなく、海老原総合病院も同じ。病院の経営方針について、院長の石田純一と、瑞彦が目を三角にしてケンカしている。今日はここまで。


次回予告は、クッションを千枚通しでブスブス突き刺す梢やら、息子の瑞彦にすがりつく石田純一やら、ダンカンから送られてきた離婚届やら。