天国の恋 16話

「天国の恋」16話


アラフォー会のメンバーは、美波の店に年下男を呼んできていじめている。そこに外人ツアー客の案内がてらやってきたのが、海老原家の3番目、梢。

美波が、「この前、梢ちゃんが連れてきたお相手が、高校の時の国友先生にそっくりなの!」と打ち明ける。ここから、また高校時代の回想。

前に出てきた数学の国友先生は、斎に手紙をくれるのだが、実は国友のことを好きだったのは斎だけではなく、美波もそうだった。美波は、国友への恋愛感情で何も手に付かない。美波が「あたし、国友先生にキスされたの」と告白するので、斎は大ショック。「あたしのすべてを国友に捧げたい!」とワンワン泣く美波。斎はぼうぜん。

実は美波は、斎の国友への恋愛感情を知っていて、わざと話を大きくしていた。美波は国友へさらにプッシュをかけようと、手紙を書いたり、アパートにおしかけたりしていたのだが、国友にはすでに恋人がいて、適当にあしらわれるだけだった。しかし、当時の美波は、「国友に抱かれた」と告白。さらに斎の父=石原良純に診察してもらって、本当に妊娠していることが発覚。「国友の子供なのよ!」と大騒ぎする。

斎は図書室で、直接国友に問いただすが、国友は「そんなことぼくがするわけないだろう」と否定。斎は、「だって先生、美波にキスしたじゃない」と大泣き。結局、国友は学校を辞める羽目になってしまう。

時間は現在に戻り、美波から「国友先生は交通事故で亡くなった」と聞いて、斎はまたまたショック。斎は、自分が愛した人は皆死ぬ運命なのかとがっくりする。

また回想シーン。国友が辞めるのが悲しくて、斎は、国友の前でまた泣いている。そこで自分からキスを迫る斎。国友は斎にキスして去っていく。こうしてみると国友って、けっこうとんでもない男。

現在に戻って、葬儀社で祭壇に祈っている斎の前に、国友そっくりな男、つまり神保悟志山下容莉枝の息子、薦田潮(内博貴、二役)が現れる。国友がメガネを外しただけなので、あまりに似ているその姿に斎が呆然としたところでおしまい。


今日の回は、総婦長が出なかったが、女子高生時代の美波が変なセリフを連発して笑えた。次回予告では、また総婦長が爆発、斎もラブ男より、潮の方がよくなったらしく、ラブ男が動揺。毎回展開早い。