宇宙鉄人キョーダイン 2話

宇宙鉄人キョーダイン」2話、「出た!ロボット戦車」


1話の終わりに丸井大佐を逮捕したハインケル中佐(役者は大月ウルフ。このハインケルという名前も微妙…)は、実はダダ星人の手先でした。しかも、ダダ星人の円盤は、健治と白川エツ子を円盤から鎖で吊り下げて、スカイゼルとグランゼルを罠にかけようとするが、あっさり失敗。健治とエツ子は取り戻されてしまう。

葉山一家の食事の場面があるが、キョーダインの燃料はガソリンだと言ってる。そんなもので動くの?しかもダダ星のダダニウムを入れると、エネルギーは2億倍になると言ってる。それって、もうガソリンで動いていると言えないのでは…。

今度は丸井大佐を人質にしてキョーダインを脅すのだが、ゴンベスの機転であえなく失敗。ひとまず撤退したハインケル大佐と、敵ロボットのタンクーダ。しかしアジトにキョーダインが踏み込んできて、ハインケルは柱の下敷き。ここでタンクーダが巨大化したところでおわり。

タンクーダの造形は、前回出てきたバズカードの一部を流用して、履帯らしきものをつけただけ。使い回しだ。しかしカッコイイのでこれはアリ。

このドラマでの夏夕介佐々木剛の扱いだが、一応主役になっているのに、出番がやたら少ない。スカイゼルとグランゼルの顔面に顔が映るのと、回想シーンくらいしか顔が出ない。俳優としてはこれは割に合わないわ。全体として、小学校低学年くらいを対象にしたつくり。ダダ星ロボットの動きやセリフが変にコミカルにされているのも、おそらくそれが理由。

76年放送開始だから、特撮もだんだん子供寄りになってきていたのか。しかし後番組の「大鉄人17」は、そんなに子供対象には見えなかったが。

改めて見ると、堀江美都子かわいいわ。これくらいかわいければ女優でも十分やっていけただろう。歌手として完成度が高すぎなので女優に行かなかったのか?