宇宙鉄人キョーダイン 1話

宇宙鉄人キョーダイン」1話、「バンザイ!!兄弟ロボット」


これは主題歌を聞いたことがあるだけで、初見。1976年放送。

いきなりゴアの円盤みたいなダダ星の宇宙船というのが現れて、鉄クズが合体、敵ロボットになる。これが「ロボ兵」。名前も動きもかわいい。ダダ星人はなぜか日本語がカタコト。これもかわいい。

ダダ星人が、葉山博士の家にやってきて、いきなり博士と二人の息子、夏夕介佐々木剛を誘拐。残ったのは、三男の子供、葉山健治と博士の助手をしている堀江美都子(本物)。ドラマの出演者として顔出ししている堀江美都子ははじめて見たわ。地球防衛軍に入るので、制服姿もあり。

この地球防衛軍、制服のデザインがいまいちなのと、司令官の丸井大佐(伊達正三郎)が制帽のあごひもをあごにかけているのがかっこよくない。そのあごひもはかけないんですよ。

葉山健治が、いきなりロボ兵に襲われたところに、また変な宇宙船が降りてきて、キョーダイン、つまりスカイゼルとグランゼルが登場。このへん、何の説明もないな。さらに全く説明なしに「ゴンベス」という黒い球が帽子をかぶったようなロボットが登場して、「あのロボットは兄さんです」と説明。いきなり言われてもね。

敵のロボットバズカードはいきなり巨大メカに変形。等身大のロボットがなぜいきなり巨大メカに?6輪バギーの上に大砲がくっついたような変わりメカ。キョーダインも、いきなり巨大メカに変形。もう何でもありだ。しかも、ただのメカではなくて、ちゃんと表情が変わる。

敵ロボットをやっつけた後で、葉山健治、助手の堀江美都子、丸井大佐と細田軍曹(沼田爆)、ゴンベスを、グランゼルとスカイゼルが円盤の中に案内する。ここで初めて、グランゼルとスカイゼルが、葉山博士がつくった「サイバロイド」だと説明される。サイバロイドというのは、ロボットに人間の人格をコピーしたもの。だから、スカイゼルは夏夕介、グランゼルは佐々木剛なんですよという説明。ロボットの顔の部分に二人の顔が映し出されるのでわかるんですが。

ロボットから「何もかも、前のお兄ちゃんさ」と言われて、簡単に納得するのかどうかは微妙だが、葉山健治にプレゼントを持ってきている。何があってもすぐに二人が駆けつけるという無線機。昔のトランシーバーサイズ。持ち歩くのもたいへんだ。

円盤を地球防衛軍が取り囲んで、丸井大佐をスパイ容疑で捕まえてしまい、円盤の方は勝手に飛んでいってしまった。第1回はこれでおしまい。次回予告のナレーションは、堀江美都子がやっている。

盛り盛りの内容だったが、このドラマ、「大鉄人17」の前番組。いろいろと模索があったのだ。音楽は、菊池俊輔なので、内容は十分。しばらく見てようとおもうが、48話もあるのか。うーん。