鈴木先生（2011 TV版） 1話

「鈴木先生」（2011 TV版）、1話、「誰も正解を教えてくれない! それが学校」


こんなに評価の高いドラマを2年もたってから見ているのもどうかと思うが、10話ならなんとかなるだろうと思って見てみた。原作は未読。

これは1話から内容濃すぎでしょう。

長谷川博己、富田靖子、山口智充らの教員役のキャストだけでなく、生徒にあたっている子役が良すぎる。どの役もキャラが立っている。特に小学校4年生の女の子とセックスしてしまう役の男の子。それから、鈴木先生が引きぬいたミステリアスな美少女。

ストーリーは、1話なのでロングバージョンだが、コマーシャルを抜いてちょうど1時間。この時間内に中2と小4のセックス事件と、バタフライナイフ事件の2つのエピソードが入っていて、ぎゅうぎゅう詰まっている。ダレた部分がまったくない。この2つのエピソードと、長谷川博己と臼田あさ美が合コンからつきあい出すエピソードが入っていて、主要なキャストのキャラ付けがきちんと仕上がっている。原作は当然よくできているのだろうが、脚色の古沢良太がうまいのだろう。

自分としては、富田靖子のエキセントリックな、というか半分頭おかしい感じの芝居が好き。ちょっと集中して見るわけにはいかないが、ぼちぼちと全話見ていこうと思う。