ネオ・ウルトラQ 8話

ネオ・ウルトラQ」8話、「思い出は惑星(ほし)を越えて」


ビルの屋上でモヒカンやらパンクっぽい、しかしよくわからない宇宙語らしきものを話している、兄ちゃんたちが、格闘しているのだが、そのまま映画館で格闘継続。

モヒカンの兄ちゃん(渋川清彦)は、ギノール星から来た宇宙人で、なぜか尾上寛之のバーにやってくる。モヒカンは、ギノール星の「猊下」が転生した人間(染谷将太)を連れ戻しにやってきたのだ。染谷将太は、自分の前世などまったく知らないただの大学生なので、山下リオと痴話げんかしたり、ボランティアでダルフールに行くとか、そんなことを言っているばかり。

モヒカン兄ちゃんは、染谷将太を連れ戻すのをあきらめかけるのだが、そこに染谷将太を抹殺しようとする宇宙人の刺客が登場。最初の格闘はモヒカン対宇宙人の刺客の戦いだったのだ。モヒカン兄ちゃんは、刺客を倒すが、自分も死んで消えてしまう。

染谷将太は、モヒカンが残した機械で、自分の前世の姿を見る。「輪廻とか信じてないんですけど…なんで悲しいんでしょうか」と言いながら、山下リオにもたれかかっているところでおしまい。

モヒカン兄ちゃんは存在感抜群だが、他の登場人物は存在感薄い。ラストの場面も、染谷将太が自分の使命をどう考えているのかもなんだかあいまい。これはちょっといけませんね。