コドモ警視 10話

「コドモ警視」10話、「真犯人は誰だ」


レッドヴィーナスの正体は誰か。コドモ警視は、やっぱりいちばん怪しいのはランドセル探偵かと考えるのだが、そこにユミちゃんが現れてひみつを告白。内容は、「じつはわたし間くんのことが本当は好きだったの。でも最近もっと好きな人ができちゃった」というふざけたもの。もちろん相手はランドセル探偵。

ところがランドセル探偵は、「じつはぼく、また転校することになったんだ。きみとの勝負はしばらくおあずけ」と言い出して、いきなりいなくなってしまう。ここで消えちゃうの?意味の分からない脚本だなー。ランドセル探偵、いらないじゃん。

ユミちゃんとランドセル探偵が容疑者リストから外れたので、残りは3人。東原先生、担任の今野先生、追加キャストの有栖川先生。「これまでのこと、わざわざ一緒に振り返ってみましょう」と、最初の台詞もまたちょっと変わった。

これまでの事件の犯人はすべて子供。ランドセル探偵は、コドモ警視が借りていた本を先に借りた者が犯人だと言っていた。事件のきっかけになっていたのは、いつも今野先生の依頼。今野先生を疑うコドモ警視だが、こんな短絡的な奴が犯人のわけはないと思い直して、これも容疑者から外した。あとは二人。東原か有栖川だが、そこですべてを悟るコドモ警視。

高村先生があぶない!車椅子から転げ落ちる高村先生。高村先生の首をしめようとしたのは、東原でした。レッドヴィーナスに将来美術館の館長にしてやると言われたそうな。それにしても、首をマフラーで縛られた高村先生、ちゃんと立ってるなあ。

いきなり後ろから現れて、東原を縛り上げる有栖川。じつは、有栖川はコドモ警視と高村先生を守るために派遣されていた警察の捜査員でした。

高村先生は、コドモ警視に敬礼して「卒業おめでとうございます。行ってください」と別れの挨拶。コドモ警視は、プライベートより仕事の人なのだ。今野先生も敬礼。走っていったコドモ警視を迎えたのは、コドモ警察レギュラー陣全員。コドモ警視はまた捜査チームに加わって、捜査会議がはじまるのでした。おわり。


ダラダラしていた時はけっこう笑えたが、終わり3回はスベっていて惜しい。ランドセル探偵もいまいち転がせなかったし、東原先生が犯人って、あまり意外性ないなあ。

このシリーズのDVDは4枚組、13650円らしい。特典映像はいっぱいついていると思うが、マリウス葉の大ファンじゃないので、そこまでは買えない。それよりコドモ警察のDVDを見るかどうかが問題。