コドモ警視 9話

「コドモ警視」9話、「赤か!?青か!?」


前回、コドモ警視と同じ本を借りていたのが、「赤井愛美」だとわかるのだが、ランドセル探偵にはそれが誰だかわからない。小学校の在校生には名前がないのだ。コドモ警視は、先生たちを集めて、小学校の卒業生名簿を全部調べさせて赤井愛美を突き止めようとする。「この事件、わたしがわざわざ解決してあげましょう」の台詞を言うのは、担任の今野先生。

卒業生名簿からは見つからないのだが、ここでランドセル探偵が「謎はずばりと解けた」とパクリ台詞を…。「赤井愛美」の名前が暗号だというのだ。コドモ警視は、「赤井愛美」は、赤=レッド、愛と美=「ヴィーナス」で、レッドヴィーナスだと推理。コドモ警視は警察に任せようと言うのだが、ランドセル探偵は、「これを解決すれば、きみを超えたことになる」と勝手に捜査。

コドモ警視が本庁と連絡を取ると、爆弾には時限装置が仕掛けてあって、もうカウントダウンがはじまっていた。残り時間はあと15分。ランドセル探偵と先生たちが体育館にかけつけると、すでにコドモ警視が到着していて、「おどうぐばこ」と書いてある箱を持ちだした。コドモ警視が、高村先生の車椅子にかけられていた毛布をはぎとると、車椅子に爆弾が仕掛けてあった。

ランドセル探偵と先生たちは逃げてしまい、コドモ警視と車椅子に乗っていて逃げられない高村先生だけで爆弾を外すことに。コドモ警視は携帯電話からの指示で爆弾を外しにかかるが、赤と青、どちらの線を切ればいいのかわからない。赤の線を切ったがタイマーは止まらない。

時間切れになったが、何も起こらず、コドモ警視は「この爆弾は偽物だ」と言い出す。おいおい。ランドセル探偵は捨て台詞を残してさっさといなくなった。コドモ警視には、スマートさんから「捜査会議から外された」という電話がきた。よほどの手柄をたてないと、コドモ警視は復帰できない。

コドモ警視と高村先生は、「レッドヴィーナスが、コドモ警視を捜査会議に出さないために陰謀を企んでいて、その手先は学校内部にいる」と推理。さて犯人は、というところでコドモ警視は、レギュラー全員が容疑者だと言い出した。


この回、高村先生が結婚の話を持ちだして、コドモ警視が指輪の代わりにナットを差し出したり、コドモ警視が高村先生を抱きしめてかばおうとしたり、盛り盛りの展開だが、前回から急にサスペンスもどきになってついていきづらい。次回は、元ネタの「コドモ警察」のレギュラーも全部出てきて、これまでの事件全部の真犯人をあばく、らしい。まあアホっぽい終わり方になることを期待。