電人ザボーガー 43話

電人ザボーガー」43話、「恐るべき恐竜軍団の野望!」


前回、魔神山で三つ首竜の洞窟を探していた大門さん一行、岩をゴソゴソやっていると簡単に動いて入り口がみつかった。しかし警備もなにもなし。恐竜軍団、無防備すぎるだろ。

三つ首竜が王女メザに侵入者を捕まえてこいと命令して、メザが部屋を出たところでいきなり大門さんたちと鉢合わせ。ワニ戦闘員は何をしてるのか。おまけに、メザは暴れていた最中に首飾りが飛んでいってしまい、それを大門さんに持ち逃げされた。まぬけすぎる。

大門さんたちは、首飾りをもってさっさと洞窟から退散。なんで三つ首竜をやっつけないのか、この辺も理由がよくわからない。洞窟を出ると悪魔ハットとワニ戦闘員が待っていて(いままで何してたの?)、中から出てきたメザといっしょに格闘になった。で、メザの首飾りは、はずみで飛んでいって、ダンプのおじさんの弁当箱に落ちて、そのままおじさんが持って行ってしまった。

後はこの首飾りの行方をおいかける大門さん一行と、恐竜軍団の奪い合い。今回の恐竜軍団のメカアーミーは、「がまオイル」と言ってるけど、単なるカエルだ。もはや恐竜ですらないな。怪人にしては目が可愛すぎるけど許す。

ダンプのおじさんの家を大門さんが訪ねて行くが、変装してこれまたおじさんの家を訪問したのが、着物をきたメザねえさん。へんなメイクをしていないと、南夕子はさすがに可愛い。悪魔ハットは、大門さんを追い詰めるが、中野刑事がパトカーでやってくるとさっさと逃げちゃった。なんで悪の組織が、警察を怖がって逃げるのか。

とにかく、大門さんは首飾りに何やら三つ首竜のひみつがあるはずだと睨んで、なんとか首飾りを手に入れた。そこにまたまた襲ってきた、ハットとメザとワニ戦闘員。カエルの怪人は、何もしないで遊んでいるだけ。ピンチになったところで、ストロングザボーガーに合体変身、がまオイルは一撃でやられちゃった。あいかわらず怪人よわいなあ。

首飾りを持ち帰って、ザボーガー基地のコンピューターにかけると、「ドーラゴーン」と三つ首竜の決まり文句が再生されて大笑い。なんでも、三つ首竜は、世界の大陸を全部海に沈め、太平洋に新しい大陸をつくって(どうやって?)そこを恐竜帝国にするつもりだそうだ。しかし、大事な首飾りを取られて、ひみつがバレちゃったにしては、三つ首竜もハットとメザもなんとなく余裕な感じ。

そういえば、恐竜軍団シリーズになってから、ナレーションは悪之宮博士の岡部健がやっていて、次回予告もそう。次回は恐竜軍団がザボーガー基地を襲撃するそうな。読みっぷりが熱くて、たまらない。今週もおもしろかった。