電人ザボーガー 42話

電人ザボーガー」42話、「魔神三ツ首竜 その謎をあばけ!」


敵のボス、三つ首竜、いちいち「ドーラゴーン」を台詞の前後に連呼。いいかげんうるさいな。いつものワニ戦闘員は、「竜マン」という名前だと判明。あまりにダサくないか?まあ、「豹マン」というのもあったので、あまり邪険にもできないが…。

ケンちゃんは、由紀ちゃんがちょっと大門さんと仲良くしているとすぐにヤキモチ。ヒーローにあるまじき奴。しかし、言われてみれば基地に閉じこもって通信係だけしていた美代ちゃんに比べて、新ヒロインの由紀ちゃんは、大門さんといっしょにバイクの後部座席に乗ってどこにでも出かけている。バイクの後ろで大門さんに抱きついているのだから、心穏やかではないだろう。

何やら竜というか、ワニの頭みたいな焼き物に三つ首流のひみつがあるらしく、ヤマト大学のなんとか博士にその秘密を聞き出そうとして一度は断られる。ところが、ワニ戦闘員が襲ってきたので、博士はペラペラひみつをしゃべってしまい、おかげで三つ首竜の秘密基地の場所が割れてしまう。

近所の村は、恐竜軍団の襲撃で死体だらけ。子供番組なのにいっぱい死にすぎ。三つ首竜の命令で、悪魔ハット、王女メザがワニ戦闘員をひきつれてあらわれた。相変わらずワニ戦闘員はなかなかに強く、ケンちゃんは素手ではまるっきりかなわず、大門さんもけっこう苦戦。しかし、結局ケンちゃんのバズーカ砲で吹き飛ばされてしまいました…。ケンちゃんがバズーカを使うときに発する台詞が、「ガッツポーズ」としか聞こえないけど、ほんとうは「ガッツボルト」。なんだかねぇ。

敵のロボット、というかメカアーミーは、このシーズンになってから、全部頭部が恐竜になった。これはなにげにダサいな。首から下のデザインもあいかわらずよくわからないし…。このドラマの特徴だから、いいけどね。

魔神三つ首の基地が見つかりそうになった所で、このメカアーミー、ノギラが現れたがストロングザボーガーに一撃でやられてしまった。エピソードのドラマ部分に時間が使われていて、敵メカとの格闘シーンが短すぎるので、あっさりやられてしまうのだ。これは失敗。悪魔ハットや、王女メザが活躍している分、怪人が割を食っている。せっかく着ぐるみをつくっているのに、もったいない。

メカアーミーを倒して、すぐそこに基地が、というところでおしまい。今日もおもしろかった。