八重の桜 6話

「八重の桜」6話、「会津の決意」


最初の場面、八重がなぎなたの稽古をしているのだが、誰も防具をつけていない。この頃の武道ではそうだったのかもしれないが、けっこう危なくないかこれ?防具なしで木刀で撃ち合いしているのと同じような感じだが。

で、なぎなたの稽古をしているほかのお嬢様(市川実日子ら)はどんどん縁談が決まってしまう。八重はあいかわらず鉄砲ばかりで嫁に行く話にはのらないまま。この分だと八重が嫁に行く話は再来週以後なのか。

そして会津藩の家臣たちだが、西郷頼母以外だれも知らないので誰が誰だかよくわからない。市川実日子のダンナが池内博之だということくらいしか覚えられなかった。これが一番弱るわ。覚馬を訪ねて、他の家臣たちがやってくるが、相手をするのは八重と尚之助で、鉄砲を撃つのも八重。しかし、客の池内博之と覚馬の話には入れてもらえない。悔しがる八重。

松平容保は、水戸藩誅伐を止めたことで一橋慶喜の目に止まるが、正妻が疱瘡で死んでしまう。島津久光が兵を率いて上京してくるので、一橋慶喜松平春嶽は、薩摩を抑え、京の固めをするために松平容保の名前を出してなんとか説得しようとする。

容保は固辞しようとし、家臣たちもみな反対。しかし、春嶽が会津の家訓を持ちだして容保に迫るのでとうとう話を受けてしまう。頼母は、井伊直弼の二の舞になると警告するのだが、容保の態度はかわらない。

覚馬もとうとう京に上ることになり、生まれたばかりの子供とも別れ別れ。


今回も、話は八重そっちのけで進行。まあ仕方ないといえばそうなのだが、現在の予定だと、戊辰戦争は4月になってもまだ始まらないらしい。戊辰戦争は前半のクライマックスなので簡単には始まらないが、それまでは八重の役割も小さいということなので、見ている方はだんだんついていけなくなるかもしれない。
歴史ドラマで女が主役ということだとこれは避けられないのだが、今後話が京を中心に展開していくのに、八重は会津にい続けるわけなので、問題はどんどん大きくなるのではないかと思う。