電人ザボーガー 37話

電人ザボーガー」37話、「秘密指令!! 邪魔者は消せ!!」


銀行が次々と襲われた。ところが、金庫のカネだけが煙のように消えていて、何の痕跡もなし。大門さんと中野刑事は調査を開始。2人は待ち合わせをして、大門さんが車で迎えにくるが、この大門さんが偽物。Σ団のサイボーグだ。中野刑事はさらわれてしまった。しかし大門さんならともかく、中野刑事なんてさらってどうしようというんだろう。

そのさらわれた中野刑事は、悪之宮博士の命令で爆弾でふっ飛ばされることになっていたのだが、それを助けたのがまたまた秋月玄。大門を倒すためだとか言ってるが、別に大門さんは関係ないし、単なる悪之宮博士へのいやがらせ?

中野刑事を追いかけてきた大門さんの前に立ちふさがる秋月玄。いつものように、危ないバイクスタントが。これ、いつ見ても非常に危ないスタント。ちょっと間違えたら絶対怪我をするだろう。そのわりに、ストーリー上はどうでもいいところが泣かせる。

秋月玄を振りきって、中野刑事が縛られている小屋に大門さんがやってくると、中野刑事は椅子に縛られていて、それを見張っているのが、以前秋月玄が知り合った孤児院の子供。こんなところで、Σ団の仕事を手伝っている場合か?子供は中野刑事を行かせまいとするのだが、結局大門さんに連れて行かれてしまう。遅れてやってきた秋月玄に、「悪いことはやめて!」と叫ぶ子供。

この回から、ミスボーグに代わる新幹部、レディボーグが出てきた。しかしミスボーグに比べて、ちょっと若いが、見た目イモねえちゃんだし、演技は棒だ。Σ団もそろそろ終わりだし、人材がいないのか。

新怪人は、モゲット。デザインは、先週のドルカノンにかなり似てる。部分的に改造して使いまわしたのかもしれない。この怪人の武器は、「レーザーリフォーム光線」。この光線が当たると、壊れたものも元通りになるのだ。銀行襲撃も、穴を開けたあとで、この光線を当てるとなんと穴は跡形もなく元通りに。ミステロンもびっくりのすごい技術だ。なんでもっと有効な使い方をしないんだろう。

ザボーガーの攻撃で、片手をもぎ取られるが、リフォーム光線ですぐに復元。しかし、光線を出すもとを速射破壊銃で潰されてあっさり爆死。肝心なところが弱いのだ。

怪人はあっさり死んだが、銀行襲撃は成功しているので、博士は大満足のご様子。この資金でまた秘密基地をつくるらしい。しかしあと2回で、博士も最期になってしまうのだが…。