幸せの時間 39話

幸せの時間」39話


一部始終を知った達彦は、燿子に「出て行け!」と怒鳴りつける。燿子はよろよろと退散。公園でブランコをこいで、「見上げてごらん夜の星を」を歌って、そのまま地面に倒れてしまいました。そこに変態花屋あらわる!花屋は、燿子をかついで自分の店に連れて行く。机の上に燿子を載せて「あんたも楽になりたいだろう」と言って燿子の首に手をかけて…。

智子は出て行くのかと思いきや、また自宅に戻ってきた。仕事探しに行くという達彦に、「あなたに探してほしくて出て行った燿子さんを探せ!」と言う智子。なんで智子がこんなに燿子に親切なのか?智子は、花屋の店にも行くが、花屋は「ここにいました。今朝方まで。でも朝になった姿が消えていて。」ということで、燿子の首を絞めるのはやめたらしい。つまんないの。

燿子探しには、達彦だけでなく、香織も非協力的。それはそうだろう。良介はさすがに気まずいらしく、無視。そこに家がガタガタと揺れ、またまた壁にヒビが入り、いきなり庭のサッシをあけて、燿子が入ってきた!この家に入ってくる人はなぜみんな庭から入ってくるのか?まったくのなぞ。

「一緒に死にましょう、パパ」と包丁を持ってきた燿子。やっぱりこうでなくちゃ。智子は燿子の前に立ちふさがって、「あなたの痛みが胸に刺さって」とか言っているが、燿子は相手にしてない。家はガラガラと崩れてくるが、達彦は、「もういいよ。おまえの好きなようにして」と自ら刃を受けるつもりらしい。

しかしそこにまたまた花屋登場。燿子の包丁は花屋の体に突き刺さるのでした。天井の梁が落ちてきて、燿子は下敷きになり、「パパ、あたし動けない。もうダメ」という言葉が。智子は必死で助け出そうとするが、もう遅い。

智子が気がつくと、みどりの家のベッドの上。浅倉家は倒壊してなくなってしまいました。みどりにパソコンを借りて、智子は自分のお弁当写真を記録したUSBメモリをさし、思い出に涙するのでした。

半年後、料理教室でキャラ弁を教えている智子。料理教室は、母親の丘みつ子と、奈津も手伝っている。学校に通っている香織も立ち寄った。良介は大工の修行。

矢崎は、工場で働いている達彦を訪ねていく。達彦も現場で働いている。そこに香織が来て、矢崎と達彦に智子のお弁当を届けていく。

智子は、篠田の花鋏を使って、篠田の月命日に花を生けて供養しているのだった。病院に見舞いに行く達彦と智子。ベッドに寝たきりになっていたのは燿子でした。死んだ父親と同じく、寝たきり人生になってしまったのでした。

「もう二度とわたしたちは元通りの家族に戻ることはない。けど温かなものが確かにあった」という智子のナレーション。結局智子の思い出はお弁当の中にしかないらしい。もと家族4人は、家が崩れ去った跡の更地でニコニコしていたというところでおしまい。

お弁当はバンビさんのおいなりキャラ弁と、kazunoさんの浮世絵キャラ弁

結局死んだのは花屋だけかい。まあ燿子も半分死んでいるようなものだけど。いろいろと意味不明なドラマだった。次作は、新米弁護士ネタのコメディーなので見ない。やっと昼ドラ地獄から抜け出せる…。