幸せの時間 35話

幸せの時間」35話



智子は署名捺印した離婚届を突きつけて、達彦に自分の浮気を告白。「柳くんが好きだった」とべらべら自分の気持ちをしゃべりだす。もう夫婦関係破綻の方向に自分から持っていくつもりのようす。達彦は、何とか関係を修復したいと思っているので、適当にごまかしたいのだが、智子は、燿子の妊娠まで全部知っているので、達彦ももはや二の句が継げない状態。

達彦は、「だまされた、罠だったんだ」と最後の抵抗。そこに智子が呼んでいた、良介と香織が家に戻ってくる。こうなると良介も母親の不倫を信じないわけにはいかない。香織は「もう二度とヴァイオリンなんかひかない」とがっくし。良介は家具を放り投げて、父親を殴り倒す。達彦も良介を殴るが、良介からは「あんたは本気で父親を、家族をやっちゃいなかった」と言われてしまう。

そこにまた地震みたいに家がかしいで、浅倉家にも終了の雰囲気が。良介と香織は一緒に出ていってしまい、智子も家を出ていく。達彦は、「こんな家、建てなきゃよかったんだ。ちくしょー」と家にやつあたり。しかしてそこに現れたのは燿子。良介が投げ捨てていった鍵を拾い上げてにっこり。ここで出てきたのか。

家を出た智子は友人のみどりのところに。みどりは結婚しているはずだが、ダンナはいないらしい。長期出張だと言っているが…。

達彦は、会社でも窮地に。常務から、下請けにワイロをもらって手抜き工事を見逃したことを追及される。不倫相手の雅代からは、嘘までつかれてワイロのやりとりを暴露されるので、言い訳は聞かない。常務は「依願退職ということにしておいてやるから辞表を書け」と言われる。雅代は、不倫の恨みを全部達彦にぶちまけ、それが職場の全員にまる聞こえ。しかも矢崎にも達彦は殴られる。矢崎は全部いいとこ取りの役だなー。

智子は荷物をとりに家に戻ってくると、家の庭で、奈津が良介が捨てていった鍵を探している。奈津は、良介が家族を出るのを止めたいので、自分で鍵を探しにきたのだ。まあ、鍵は燿子が拾っていったので、なくて当然ですが。

智子は自分が作ったお弁当の写真を、パソコンから削除しようとするが、思い直して自分のUSBメモリに保存していく。帰りに、智子は浩一の店にいくと閉店している。そこに変態花屋あらわる。花屋は、「柳さん、昨日、奥さんにペニスを切りつけられたんです」と一言。テレビではペニスって、言ってよかったんだ。

達彦は矢崎とカップ酒を路上で飲んで、てんまつを全部話していく。矢崎は、達彦が全部をなくしてしまったことを聞いて、あぜん。

智子は、浩一の病院にかけつけ、「ちゃんと、つながってるの?」と直球質問。切りつけられはしたものの、傷がついただけで、出血だけですんだらしい。ちぇっ、つまんないの。浩一は、「これきりにして、今日限りオレのことは忘れてくれ、お願いだから早く出てって」とヘタレぶりを発揮。智子がでていこうとすると、保田圭が現れ、「切れちゃってもいいと思ったんです。根本からブッツリ」などと不穏なことを言っている。さすがだなー。

達彦は誰もいない家に帰ってくると、そこには、「パパ、おかえり」と、ウェディングドレス姿の燿子が立っていました。


次回予告。達彦と燿子の不気味な結婚式。みどりのレズ告白、変態花屋が燿子に直言。

お弁当は、サンタキャラ弁と、木箱に入ったちょい豪華なお弁当。