電人ザボーガー 33話

電人ザボーガー」33話、「襲撃!! 動くテトラ・ポット!」



先週、リアルタイムで見られなかったザボーガー、今日の放送もリアルでは見られないのだが…、それにしても「動くテトラポット」て。

ほんとにテトラポットがゴロゴロ動いてるわ。発泡スチロールか何かで軽く作ってあるのだろうが、そもそもあれがどうやって「回転して動く」のか、まったく謎。あいかわらず笑うわ。

しかも今度はテトラポットが動いて車にあたって爆発したり、建築事務所に殴りこんだり、道路で人間を追い回したりしてる…。絵面がシュールすぎるだろ。しかも今度の悪之宮博士の作戦は、「テトラポットが動く」「岩田博士のロボット研究所に人々の怒りを集める」「人間自身にロボット研究所を破壊させる」という回りくどいもの。チャー研レベルの作戦だ。やはりピープロの考えることはこういうことか。

テトラポットが暴れた後で、どこかのバス停で、メガネのおばさんと怪しい坊さんが「ロボット研究所をみんなの力で潰しましょう!」と演説している。このメガネのおばさんがなんとミスボーグ。化粧と格好を変えるだけでこんなになっちゃうのか。藤山律子の表に出ない一面が見えて、これもレア。

テトラポットとザボーガーは、廃工場で対決。ミスボーグはいつものスタイルで出てきた。このテトラポット、中に敵の新メカ、ゴロゴスが入って動かしているという設定なのだが、この新メカがかなりダサい上、テトラポットに入ってしまうと、回転の仕方で天地左右がまるっきりむちゃくちゃになってしまうのだが、どうやって動いているのかは当然説明抜き。「テトラポットの中から出てきた」ことになっているゴロゴスは、実際にはテトラポットの陰から出てきたようにしか見えない。

廃工場でザボーガーがテトラポットを殴っているあいだに、中の敵メカはロボット研究所を襲撃。急行する大門さんをΣ団が襲っているのだが、どう見ても弾丸が当たっているんですが…。Σ団の戦闘員が鉄骨を上から投げ下ろしてきたところに、大門さんは当たってしまって気絶。

ミスボーグとゴロゴスが岩田博士と中野刑事を挟み撃ちにしようとしたところで、やっと目が覚めた大門さんとザボーガーが現れて、Σ団の陰謀を打ち砕いたのでした。

この回は、悪之宮博士のミスボーグ脅迫はなかった。博士もちょっとは反省したのか?テトラポットがあれだけ無敵だったら、これからはメカは全部テトラポットに入れて出せばいいのに。入っている間無敵なのだったら、出てくる必要もない。テトラポット最強だ。