幸せの時間 16話

幸せの時間」16話


すき焼きを囲む浅倉家。良介と香織はすっかり白けきっているが、智子は「今日は家族の再生記念日」と、強引に宣言。達彦も「お母さんのおかげで、悪縁を切れたんだ」と言っている。

燿子は父親の遺骨を家に持ってきて、わんわん泣いている。智子のレイプ写真を火にくべているが・・・こわ。とにかく何が何でもあきらめないらしい。

良介は、公園にいる奈津に会いに行って、「今夜、家に行ってもいい?」と尋ねてみて、「セックスしたいだけでしょ」とツッコまれる。とにかく今は受験に専念しろという奈津。良介は「大学に入ったらちゃんと付き合って欲しい」というのだが、奈津は「人の気持ちは変わる。3ヶ月先のことはわからない」と追い返す。奈津は、智子に「良介にもう関わらない」という約束を律儀に守るつもりなのだ。

奈津は、階下の燿子の部屋が引越しで空いてしまったことを管理人から聞きこんで知ってしまう。燿子の行き先はわからない。

浅倉家は、今度は手巻き寿司パーティー。あいかわらず子供たちは冷めているが、智子は大掃除をしようと提案。良介には、「ママにもわかってるんでしょ。掃除より修理のほうが先だって」と言われてしまう。智子は、逆切れ。達彦は、「家の不具合は業者に修理させるから」とその場を収めている。

その夜、寝室で、智子は「起きてるんでしょ。このまま背を向け合って生きていくわけにはいかないわ」と達彦に迫っているが、まだ達彦とセックスする気にはなっていないらしく、燿子との関係はどうだったのかと問い詰めている。そんなこと言ったら、達彦ますます萎え萎えになってしまうのに・・・。
「いいわよ、燿子って呼んで。そのほうが感じがでるなら、それでかまわない」と達彦に迫って拒否られているが、「あなたはもう忘れてしまったのね。わたしが生身の女だってことを。浮気されたことよりも、そのほうがずっと残酷よ」と、怒って1人で寝てしまう。

達彦は、会社で、「下請け会社が、廃材を建築に使ってコストを削っている」という悪いうわさの真偽を確かめるように、専務から言われる。

智子は以前にみどりと食事をした店の女主人、由紀=保田圭と偶然再会。お店に連れて行かれるが、そこに偶然やってきたのが変態花屋。ここの花を卸しているのだ。智子は、「冬のお庭を明るくするお花、何かありません?」と花屋をまた家に呼んでいる。どういう心境の変化だ。香織は、花屋が庭の手入れをしているのを見てがく然。当然母親に文句をいうのだが、智子は逆に香織をひっぱたく。

次回予告では、城咲仁が登場するらしい。お弁当は、バスケット入りの焼きおにぎり弁当と、ハロウィンキャラ弁