電人ザボーガー 30話

電人ザボーガー」30話、「飛竜三段蹴り対サンダーパンチ」


化学工場に工業用の人工ダイヤを奪いに来たのが秋月玄。不審に

その頃、悪之宮博士は、新メカのバンギューのテストをやっていた。ゴーゴン、ゴーグス、コンピューターアニマルジュニア、テッカーマが噛ませ犬になり、あわれスクラップに・・・。この新メカをより強力に改造するために人工ダイヤが必要なのだ。

博士は秋月が人工ダイヤを持ってくるのをイライラしながら待っているが、秋月は、大門さんと同居している子供の浩を襲っている。ところが、そこに博士の「孫悟空の呪文」が・・・。頭を抱えてのた打ち回る秋月玄。

大門さんは、l金庫に仕掛けられた発信機で秋月玄の場所を知ってザボーガーマシンで急行するが、行く手にはバンギューが待ち伏せている。ブーメランカッターは通じない。バンギューを殴ると、武器回路の一部が壊れて手が動かなくなる。速射破壊銃を浴びせると、バンギューも片手がもげてしまい、両者リングアウト

ザボーガー基地で修理は簡単にできるのだが、バンギューも修理はできた。博士はバンギューが負けなかったので、大満足。そこに秋月玄が戻ってくる。箱のなかには人工ダイヤがちゃんと入っていて、博士はさらにごきげんに。

金庫の発信機で、Σ団のアジトの場所をつかんで、ザボーガー出動。しかし、この基地のカッコ悪さはなんとかならないのか。中野刑事もパトカーで出動。

秋月玄は、急行する大門さんの前に現れて、メカは人工ダイヤで強化されているから、ザボーガーは危ない。その前におれと勝負しろという、いつもの一騎打ち要求。この格闘は、人間同士なので、いちおうこれが山口暁にとっての見せ場になっているのね。秋月玄の「必殺サンダーパンチ」というのが出るが、拳を突き出すと変な稲妻が出るというもの。効果はあんまりなさそう。それに対して、大門さんの「飛竜三段蹴り」が炸裂。こっちはかなり効果があったようで、秋月玄は頭の鉄の輪を割られて後退。

そこにまたまたバンギューが現れた。強化された左手を速射破壊銃を撃つが、ぜんぜん効果なし。しかもザボーガーの右腕がもげた。「武器回路を左腕に移しておいてよかった」そうで、戦闘はできてるが、そこに秋月玄が「やつの弱点は左腕のボタンだ!」と一声。左腕がもげたところで速射破壊銃。バンギュー、爆発しておわり。

秋月玄は、頭の鉄輪がとれてよろこんでいるかと思いきや、「おまえはおれの敵だ。修行しなおしだ!」と去っていく。悪之宮博士、怒るだろうなあ。次回はミスボーグが犠牲になるらしい。こちらもあわれ。